【天元台高原スキー場】今年も大冒険！キャビン付き圧雪車で行く雪山アクティビティ「雪山大冒険」ツアー　インバウンド旅行者からも注目

ゲレンデ以外の楽しみも〜「雪山大冒険」〜

「雪山大冒険」ツアーは西吾妻山中腹の天元台高原（標高1,350m）で実施されている事業で、今年度で4年目を迎えた。天元台高原はスキーやスノーボードで賑わうゲレンデだが、ツアーのために訪れる観光客も年々増加。冬季のスポーツだけでなく観光も一緒に楽しめるとして、近年は台湾などを中心としたインバウンドにも好評だ。　ツアーの内容は、ロープウェイ山頂側の高原駅近くを出発し、ビューポイントを巡る周回コース。15人乗りのキャビンが搭載された圧雪車に乗り込み、米沢盆地を一望できる「パノラマ展望台」や最上川源流の「火焔の滝展望台」、「ミズナラの巨木」といった名所に立ち寄りながら、通称「浸透桝の大雪原」を目指す、というもの。キャビン内では、天元台高原のスタッフが「天元台」の歴史やツアーの名所についてガイドもしてくれる。

感動を味わえる特別なナビシート

圧雪車のキャビン座席からは山林を進む眺めが楽しめる。特別料金で搭乗できる運転席隣のナビシートでは車両が大雪を跳ね除けながら進む、大迫力の景色を堪能できる。

銀世界の雪原で過ごす非日常体験もご用意

車窓の眺めだけではなく、実際に雪に親しむプログラムも用意されている。目的地の浸透桝では、スノーシューに履き替えて雪原を「踏破」。その後特製のブレンドコーヒーを淹れたてで味わい、冷えた体を温める嬉しいサービスが帰りを待っている。

スキーやボードに疲れたら、圧雪車で手軽な雪山散策を―。ふもとの白布温泉街に1泊しながら、初日はゲレンデ、翌日はツアーを楽しむ、というような旅行の予約も多いという。担当者は「西吾妻山冬の魅力を国内外に広めていきたい」と意気込んでいた。

この企画は天元台×白布リボーン協議会（遠藤友紀雄会長）が実施している。ツアーの参加には予約が必要で、今シーズンの期間は2025年4月7日までを予定。