岡山県真庭市 下湯原温泉ひまわり館が「わんちゃんの聖地」として注目

わんちゃんが入れるペット専用の温泉

わんちゃん好きから、いま注目を集めているのが、岡山県真庭市湯原にある、湯の駅「下湯原温泉ひまわり館」です。

いわゆる「道の駅」のような施設で、お土産やちょっとした食事が楽しめるところなのですが、それがいま「わんちゃんの聖地」とまで呼ばれるようになっています。

注目を集めている理由は、4つ。
・わんちゃんが入れるペット専用の温泉がある。
・スタッフがみずからDIYしたドッグランがある。
・RVパークで、わんちゃんと車中泊ができる。
・地元産ジビエでつくった、ドッグフードが食べられる。

これらがひとつの施設内「ひまわり館」でできてしまう。こんな施設はなかなかない、と注目を集め、「わんちゃんの聖地」と呼ばれるようになりました。

コロナ禍でわんちゃんやねこちゃんと一緒に過ごす時間が増えたこと。家のなかで癒しを求める人たちが増えたこと。SNSでペットの動画を投稿する機会が増えたことなど、2020年度から2022年度にかけて、とくに「わんちゃんとの時間をもっと充実したものにしたい!」と考える人が増えています。

ペット専用温泉も、湯原の本物の温泉

「下湯原温泉ひまわり館」がある岡山県真庭市の湯原地域は、温泉どころ。大阪から車で約2時間半。岡山県屈指の観光名所「蒜山高原」まで30分弱という、岡山県を代表する温泉街のひとつです。湯原温泉を象徴する露天風呂「砂湯」は、ダムが一望できる川沿いにあり、川底から自然にお湯がぽこぽこと湧出する自噴泉。温度も45℃前後と適温で、加温も加水も必要としません。源泉かけ流しの中でも全国的に珍しい場所です。それを証拠に、温泉評論家の野口冬人が、露天風呂番付で「西の横綱」と定めています。 「下湯原温泉ひまわり館」にあるペット専用の温泉も、その泉質をいただいた本物の温泉です。

地元産ジビエでつくった、ドッグフードが食べられる

ジビエメニュー

じつは下湯原温泉ひまわり館は、「ジビエが食べられる!」でも有名なスポット。地元真庭産のジビエを用いた、鹿肉コロッケや鹿肉のそぼろ丼、GBAバーガーなど、料理人が趣向を凝らしたジビエメニューが並んでいます。ジビエは鮮度が命。敷地内に食肉の一次処理施設、二次処理施設を持ち、猟友会が捕らえた真庭市内中のジビエが2時間以内というスピードで運ばれてきます。最近では「ししマルシェ」という、ジビエに焦点を当てたマルシェも開催。これまで農作物を荒らすシカやイノシシを捕らえても、廃棄するほかありませんでしたしかし2021年より「下湯原温泉ひまわり館」内にて、一次と二次の処理施設を設けたことで、廃棄していたものがうまく活用されるように。ジビエを使った「わんちゃん用のペットフード」をつくりはじめました。

ドッグフード

最終更新日
2023-03-06 10:00:00
情報提供元
ジョルダン