五浦 幽谷隠田跡温泉 源泉掛け流し&グランピング(茨城)
チームラボのアートに没入し、湧き出る温泉に浸かれる
チームラボのアートと自然が融合した、源泉掛け流し&グランピング「五浦 幽谷隠田跡温泉(いづら ゆうこくおんでんあとおんせん)」が、茨城県北茨城市・五浦(いづら)に、2024年9月30日(月)にオープンします。
五浦 幽谷隠田跡温泉は、株式会社創輝(本社:茨城県北茨城市中郷町、代表取締役:沼尻良雄・酒井喜則)が展開するグランピング施設で、チームラボのアートに没入し、湧き出る温泉に浸かり、北茨城の海の幸を食べ、森に泊まる。その森が持つ力で、棚田跡の湿地や、グランピングの敷地がもとの姿に戻っていく過程を、楽しみながら自然の中で宿泊するグランピング体験です。
宿泊予約は9月19日(木) 13:00から、五浦 幽谷隠田跡温泉の公式ホームページにて、受付を開始します。
棚田跡と一体の源泉掛け流し温泉。湯には内湯と外湯があり、内湯は男女別の温泉で、外湯は水着で入る男女共通の温泉です。棚田跡と一体の温泉は、夜には隠田跡にランプが浮かぶチームラボの作品と一体となります。
効能 : きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病
近代日本の美術運動家、岡倉天心が晩年居をかまえた五浦の地、その海沿いに入ることも困難な山があった。山の深い森を抜けると谷であった。アシに覆われた湿地となった天水棚田の跡を見つけた。それは秘密の棚田のようであった。そして、自然と人の営みが連続する長い時間の存在に思いを馳せながら、森に隠された棚田跡を作品にしようと思った。棚田跡を覆う森を歩き、植生を調査し、棚田跡を覆う森全体を植物と一体となった作品空間にしようと思ったのだ。チームラボは、「Digitized Nature」というプロジェクトを行っている。「自然が自然のままアートになる」というプロジェクトだ。自分の時間を超越した長い時を持つ存在をそのまま使い、作品群にすることで、時間の連続性に対する認知の境界を越えて、長い長い生命の連続性の上に自分の存在があることを感じる場を創ることができるのではないかと思ったのだ。長い時を持つ存在をそのまま使い、時間の連続性に対する認知の境界を越えることを試み、現代においてもまた、この場所に意味を積み重ねていきたいと思う。
森のふもとにひっそりある2階建てのコテージ。1階には森がみえるリビング、ベッドルーム、屋根がある半屋外の森の温泉、リビングからつながる屋外デッキがあります。窓からは季節の森の景色が絵画のように切り取られます。2階には、もうひとつのベットルームと特別な部屋があります。特別な部屋は、昼間、太陽光で輝く森の木々が無限に広がり、夜になると、チームラボの作品となった森が無限に広がります。無限の自然の中でお茶を飲んだり、瞑想したり、プライベートな非日常的空間です。この空間は2階のベッドルームからも見え、ベッドルームからは、三角形に切り取られた森の小宇宙のように見えます。外観は視覚的に平面化し、森の立体感を強調し、コントラストのある特別な景色にしています。夜になると、アートになった森に包まれ、森の中のアート作品を体験することができます。移りゆく自然の変化を取り込み、自然と時の流れを感じる場所です。
森の谷にある、自然と一体化して過ごせるグランピング。テントは、谷の起伏を生かしながら、最低限の水平面をデッキで用意し、その上に建てられています。夜になると、アートになった森に包まれ、森の中のアート作品を体験することができます。アートの森と一体となったグランピングです。