鶴の名湯 温湯温泉(青森)
温泉街には昔ながらの宿泊施設「客舎」が並ぶ
- 県内13位
- ★★★★★1
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古き良き暮らしや文化が残る青森県・津軽エリアを掘り下げ、旅をする楽しみだけでなく、学びの場としても提供する「古津軽ウイーク」。75のイベントを用意し、食や伝統工芸、歴史に触れるさまざまな体験ができます。今回紹介する3つのプログラムは、「古」をテーマに、地元のガイドから方言で語ってもらったり有識者から解説してもらったりするスペシャルな企画です。古津軽では今後も津軽エリアの新しい楽しみ方や観光スタイルを提案していきます。
青森県黒石市には4つの温泉郷があり、湯治場として古い歴史があります。「温湯(ぬるゆ)」は、現在に湯治場としての歴史を伝える古い温泉街が残り、訪れる人の郷愁を誘います。客舎文化もその一つ。多くの湯治客が泊まった後藤客舎は120年以上の歴史がある古い建物。昔ながらの湯治スタイルで宿泊もでき、近年ではリピーターが現れるなど温泉ファンたちの間でも静かな話題を集める宿場です。
そんな温泉街を、当時のことをよく知るガイドさんたちと散策し、湯治文化の魅力を学べるまちあるき企画です。癒しを求めて遠方から訪れた湯治客と津軽の女衆たちの間に、恋の出会いもあったとかなかったとか。地元の伝統的なおやつ(がっぱら餅など)を食べながら街に残る雰囲気を感じることができる貴重な機会です。
開催日時 2024(令和6)年10月5日(土) 10:00〜11:30
参加費 2,000円(定員2〜10人)※農家のおやつ付き
集合場所 山形公民館前(黒石市温湯派15-1)
予約 黒石観光協会(TEL 0172−52−3488)
問い合わせ 青森県中南地域県民局地域連携部(TEL 0172−32−2407)
https://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kenmin/ch-renkei/files/14week20243.pdf
青森県中南地域県民局地域連携部が管内7市町村(弘前市、黒石市、平川市、藤崎町、大鰐町、西目屋村、田舎館村)、板柳町、鶴田町にある歴史や文化、風習・習慣などを県内外に発信し、新たな観光ブランドにすることを目指す取り組み。
https://kotsugaru.com
2024(令和6)年10月10日まで行われる津軽の魅力を体験できる75のイベントを集中的に実施する期間。津軽エリアの歴史や建築物、食や暮らしといったさまざまなコンテンツを用意。2022(令和4)年から始め、今年で3回目。期間中にイベントに参加すれば豪華景品が当たるキャンペーンを開催します。
https://kotsugaru.com/kotsugaruweek/index.html
古津軽さんぽや体験、食などの「古津軽」を楽しむ40日間。青森を象徴するリンゴだけでなく、色づく田園風景とレトロな列車、こけしや洋館、金魚ねぷたなど、津軽地方の要素を散りばめました。ビジュアルの鬼は津軽地方では「鬼コ」と呼ばれ、神社の鳥居に設置されていることが多く、地元住民から親しまれています。