琵琶湖からはじまる滋賀の旅!湖上交通で広がる、滋賀ならではのおでかけスタイル

滋賀県では、例年10月下旬から12月初旬にかけて紅葉シーズンを迎えます。2025年も、比叡山や湖東三山、琵琶湖周辺など各地で美しい紅葉が見頃を迎え、特に11月中旬から下旬がピークとなる見込みです。関西地方の秋観光といえば「京都」が有名ですが、そのすぐ隣にある大津エリアは、観光客が比較的少なく、自然と文化をゆったり体験できる穴場です。JRや京阪電車でのアクセスも良好で、湖畔には三井寺や石山寺といった名所、温泉やグルメも充実しています。

湖上交通の多彩なラインナップ

そして滋賀ならではの「湖上交通」(=琵琶湖上を運航する観光船・小型クルーズなど)は、移動そのものが観光体験に変わる特別な手段です。波の少ない琵琶湖では揺れも少なく、快適。秋風を感じながら船に揺られる時間は、まさに非日常の旅。観光船や新航路クルーズ、歴史的な疏水船まで多彩なラインナップが揃い、この秋のおでかけを特別なものにします。

LAGOクルーズ(2025年4月就航)/ 琵琶湖浪漫クルーズ

LAGOクルーズは、小型船による新定期航路として、観光と地域移動の両面で利用できるのが魅力。琵琶湖浪漫クルーズ(写真右:屋形船四季)は、普段は見られない湖上から、浮御堂や琵琶湖大橋の真下を通過する迫力の航路。びわ湖の景観と歴史を一度に楽しめる人気の観光クルーズです。
<LAGOクルーズ>
●運航区間:
 〇大津港 ⇄ におの浜観光桟橋(LAGO 大津)
 〇におの浜観光桟橋(LAGO 大津)⇄ 草津烏丸半島港(琵琶湖博物館)
● 料金:
 〇大津港 ⇄ におの浜観光桟橋:片道500円(小学生以上)
 〇におの浜観光桟橋 ⇄ 草津烏丸半島港:片道 大人1,200円、小人600円
● 運航日:土日祝(特定日一部運休あり。詳細は公式HPを確認)
● 予約:予約不要(15名以上は予約可)
● お問い合わせ:LAGOクルーズ

<琵琶湖浪漫クルーズ>
● 運航区間:おごと温泉港 発着
● 料金:大人2,400円、小学生1,200円
● 運航日:土日祝(詳細は公式HPを確認)
● 予約:要予約
● お問い合わせ:琵琶湖浪漫クルーズ

なぜ滋賀で湖上交通が発展したのか?

鉄道網が整う以前、琵琶湖の湖上交通は、陸路よりも効率的でスピーディーに物資を運ぶことができる重要な手段でした。中世には織田信長が琵琶湖の水運を重視し、築城や港の整備を進めたと伝えられています。さらに明治時代には、京都と滋賀を結ぶ琵琶湖疏水を通じて、物資の輸送が盛んに行われていました。 その名残は、今も県内各地に受け継がれています。たとえば、国内で唯一“湖の上で人々が暮らす島”である沖島と対岸を結ぶ「航路沖島通船」は、湖上交通の歴史を今に伝える大切な存在です。

湖上交通を使って、この秋こそ行きたいおすすめ回遊スポット3選

LAGO 大津

LAGO 大津

2025年3月24日(月)にオープンした、和菓子舗たねやが手掛ける新店舗。琵琶湖を一望する和菓子のショップには工房とカフェを併設し、焼きたての「たねやカステラ」や季節の和菓子が楽しめます。また、敷地内には多様な木を植え、近江の里山の自然に習い、豊かな森を育んでいます。LAGO 大津には船で行き来することもでき、クルーズ前後に立ち寄れば、食・自然・船旅がつながる特別な時間に。湖を間近に感じながらくつろげるテラスもあり、大津観光の新定番として注目を集めています。

三井寺(大津市)

三井寺

滋賀を代表する古刹で、比叡山延暦寺と並ぶ天台寺門宗の総本山。国宝・重要文化財を数多く有する境内は、秋になると一面が紅葉に染まり、特に観月舞台や観音堂からの眺望が人気です。2025年は11月8日(土)~12月7日(日)まで「秋の特別拝観」が実施され、通常非公開の文化財や紅葉景観をあわせて楽しむことができます。歴史と自然が調和する空間で、湖上交通と組み合わせた滋賀ならではの紅葉体験が叶います。

おごと温泉

おごと温泉

開湯1200年の歴史がある温泉地で、琵琶湖を一望できる露天風呂や宿泊施設が充実。湖上交通の寄港地でもあり、クルーズ後に温泉でくつろげるアクセスの良さが魅力です。カップルや家族連れに人気の宿泊旅館から、日帰り入浴可能な施設まで揃い、観光の合間に立ち寄りやすいのも特徴。秋の紅葉シーズンは湖畔の自然と温泉で、心身ともに癒されるひとときを過ごせます。