アートアクアリウム美術館 GINZA(東京)
美しく舞う金魚と日本の伝統美の共演
- 都内11位
- 「銀座駅」直結/「銀座一丁目駅」(9番出口)より徒歩5分/「東銀座駅」銀座駅方面地下通路経由徒歩2分/「有楽町駅」(中央口・銀座口)より徒歩9分
江戸時代から続く金魚鑑賞という文化を、 芸術作品「アートアクアリウム」として現代に表現しているアートアクアリウム美術館 GINZAにて、この度、天然記念物に指定されている4種、土佐錦・南京・鉄魚・地金が揃いました!
天然記念物に指定されている4種類の金魚は、「金魚コレクション」と「新金魚品評」という作品エリアでご鑑賞いただけます。正面や横からの姿を楽しむ“横見”や、上からその美しさを眺める“上見”という本来の金魚鑑賞方法で、悠々と泳ぐ生きる芸術・金魚の美しい姿をお楽しみください。
1969年天然記念物指定|高知県
“金魚の女王”と称される、高知の天然記念物。ドレスのように優雅にひらひら靡く、前方が反転した大きな尾が特徴です。
アートアクアリウム美術館の家紋シルエットの金魚は、この土佐錦をモチーフにしています。
1982年天然記念物指定|島根県
白く輝くボリューム感のある体と、小さな頭の組み合わせで上品な雰囲気を持つ種類。江戸時代中期から島根県の出雲・松江地方で飼い継がれてきた地金魚で、出雲南京とも呼ばれます。昭和57年には、島根県の天然記念物に指定されました。
1933年天然記念物指定|宮城県
フナ型の体と、長く伸びる尾ひれなどのすべてのひれが特徴。宮城県で発見された野生のフナと金魚の交雑種であるとされる種類です。ほかのフナ類と異なる性質をもつことから昭和8年に天然記念物に指定されました。当館では、鉄魚の中でもよりヒレが優雅に長く伸びる“羽衣天女(はごろもてんにょ)”と呼ばれる種類が泳いでいます。
1958年天然記念物指定|愛知県
上からの鑑賞でその魅力が引き立つ、透明感のある白い体と赤いひれが特徴。口元は紅を差したように赤く染まっています。江戸時代中期に作出された起源の古い種で、愛知県の天然記念物に指定されています。
アートアクアリウム美術館 GINZAでは現在、冬の企画展を開催しています。栄木とされる松の木が生い茂るトンネル型の演出や、ツバキの花の色合いが美しい飾りなど、今しか見ることができない冬の演出を、ぜひお楽しみください。