神戸どうぶつ王国初のコビトカバの赤ちゃん、8/25からお母さんとの親子展示がスタート!

神戸どうぶつ王国(株式会社どうぶつ王国、兵庫県神戸市、園長:日橋一昭)では、2025年8月25日よりコビトカバの赤ちゃんとお母さんの親子展示がスタートしました。コビトカバの赤ちゃんは、2025年7月9日に誕生し、当園にとって、2018年のコビトカバ飼育開始、2020年からのコビトカバ繁殖の取り組み開始以来、初めての繁殖となります。また、赤ちゃんの名前は「ウタ」に決定しました。

コビトカバ

コビトカバはジャイアントパンダ、オカピとともに世界三大珍獣の一つと数えられ、絶滅が危惧されている貴重な動物です。野生での生息数は、西アフリカなどの限られた地域にわずか 2,500~3,000頭ほどと推定されており、日本国内の動物園・水族館(※日本動物園水族館協会加盟園館、2025年3月現在)では5園館 14頭しか飼育されていません。今回の赤ちゃんの誕生は、種の保存に大きく貢献するものと期待しております。当園は開園以来、希少動物の保全と繁殖に力を注いで参りました。この活動を通じて、地球上の多様な生命の尊さを伝え、豊かな自然を未来に残すことの重要性を発信し続けています。今回のコビトカバの赤ちゃん誕生が、多くの方々が動物たちに興味を持ち、彼らが直面している環境問題や当園の保全活動について知るきっかけになれば幸いです。当園はこれからも、未来へと命をつなぐ架け橋としての役割を果たしていきたいと考えています。

コビトカバ2

コビトカバの赤ちゃん観覧方法

公開時間:10:00~15:00
場  所:アフリカの湿地 コビトカバ展示場 左側
観覧方法:列になり順番にご案内するウォークスルー型で、展示場のガラス面から距離を取っての観覧 になります。赤ちゃんの居場所によってはご覧いただけない場合がございますが、予めご理解ご協力のほどお願いいたします。

コビトカバの赤ちゃん情報

誕生日:7月9日
性別 :メス
名前 :ウタ
由来 :お母さんの「コウメ」とお父さんの「タムタム」 から一文字ずつ取って命名。音楽の「歌」が国境を越えて愛されるように、「ウタ」も世界中の人々から愛され、コビトカバの保護や現状への理解を深めるきっかけとなればとの想いを込めました。