「くまもと500年周遊キャンペーン2021-22」第1弾 <熊本城×ネイキッド社>完全復旧の天守閣の下で「くまもと500年 光と夢の広場」開催

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熊本県熊本市(市長:大西一史)は、2016年の熊本地震で大きな被害を受けた熊本城が、今年約5年ぶりに天守閣完全復旧・内部公開が開始しました。これにあわせ、光のアートの先駆者であるネイキッド社とのコラボによる「くまもと500年周遊キャンペーン2021-2022」第1弾、「くまもと500年 光と夢の広場」を11月19日(金)より開催します。「くまもと500年 光と夢の広場」は、「秋のくまもとお城まつり」と同時開催。お城や紅葉のライトアップ、竹あかりとともに、復旧した天守閣を望める二の丸広場において、さまざまな光のアート作品を展示します。

二の丸広場には、くまもとの復興と世界平和を祈るための作品である、体験型アート「DANDELION~復興と平和への祈り」。スマートフォンをかざしてタンポポの綿毛を飛ばすことで、平和の象徴である花を咲せることができ、全国各地の「DANDELION PROJECT」とつながることができます。

また、感染症予防対策アートの「NEKEDつくばい(TM)」と「NEKEDディスタンス提灯(R)」も設置し、くまもとの肥後六花を手のひらや地面に映し出します。さらに地面を踏むと、肥後六花がランダムに咲くプロジェクションマッピングも展開します。

特別見学通路においては、未来の熊本城の姿をスマートフォンに映し出すARフィルターも用意。夢と希望にあふれる熊本城のファンタジックな姿が楽しめます。

【熊本城天守閣と「DANDELION」(パース)】
【熊本城天守閣と「DANDELION」(パース)】

この取組みは、2019年10月大天守外観復旧をしたことを皮切りに、2020年の特別見学通路開通、そして今年、天守閣の完全復旧と段階的に公開エリアが拡大されていくことにあわせ、「500年、城と生きる町へ。くまもと」のスローガンのもと熊本への誘客を図るプロジェクトの一環として実施。このスローガンは、熊本城築城から400年、そしてこれからの100年もまた城とともに強く生きていこうとする市民の想いや、熊本へ来られる皆様を心からおもてなしできる美しく豊かな城下町であり続けたいという想いのもと策定しました。

(1)くまもとと世界中に花を咲かせる体験型アート「DANDELION~復興と平和への祈り」。

「DANDELION PROJECT」とは、「平和でいっぱいの世界」をコンセプトに、2020年秋より東京MIYASHITA PARK、東京タワー、二条城、シンガポール・ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ等で発表されてきました。タンポポのアートオブジェ「DANDELION」を世界中に植樹し、そのアートの体験者たちが平和への願いをデジタルの花として世界中にリアルタイムで届け合う、ネットワーク型のアートプロジェクトです。「DANDELION」を通して、体験者が飛ばすデジタルのタンポポの綿毛がネットワークを通して各地へとつながり、世界中に平和の花が咲いていきます。(「DANDELION」は、本来綿毛に息を吹きかけ綿毛を飛ばし、花を咲かせるアート作品ですが、今回は感染症予防対策として、スマートフォンをかざすことで、綿毛が舞う仕組みになっています。)

その「DANDELION」が、「秋のくまもとお城まつり」の開催期間中に、熊本城二の丸公園に植樹されます。そこには、世界平和とともに、2016年に発生した熊本地震からの復興を願うという特別な思いも込められています。同期間中には、東京タワー、平安神宮、仁和寺、高知城などでも「DANDELION」が展示されており、「DANDELION」を通して世界中とつながり、熊本から復興と平和を願う思いを世界中にリアルタイムに届けることができます。

平安神宮 DANTELION

(2)肥後六花を咲かせる感染症予防対策アート「NAKEDつくばい(TM)」、「NAKEDディスタンス提灯(R)」。

期間中は、同じく二の丸広場において、感染症予防対策と光のアートを融合した「NAKEDつくばい(TM)」と「NAKEDディスタンス提灯(R)」を展開します。 「NAKEDつくばい(TM)」は、消毒液を吹きかけた手のひらに、肥後六花の花々が映し出されます。「NAKEDディスタンス提灯(R)」は、提灯を灯すと地面に肥後六花の花が照らされ、その花を目印にすることで人との距離を保つことができる仕組みになっており、夜の熊本城を安心安全に楽しむことができます。

また、地面を踏むと肥後六花がランダムに咲くインタラクティブなプロジェクションマッピングも用意され、復興と平和の願いを届けるタンポポの花とともにくまもとの花を咲かせ、お城のライトアップを盛り上げます。

(こちらのアート作品は、「秋のくまもとお城まつり」終了後は、「城彩苑」に移動し、2022年1月15日まで実施します。)

肥後六花がランダムに咲くインタラクティブなプロジェクションマッピング

(3)未来の熊本城を映すARフィルター「KUMAMOTO CASTLE FANTASY of LIGHTS」。

築城から400年、そしてこれから100年も城とともに強く生きていくことを宣言した「500年、城と生きる町へ。くまもと」のスローガンのもと、城の歴史を未来につなぐ施策として、特別見学通路から未来の熊本城を見ることができるARフィルターが開発されました。夢と希望あふれる熊本城のファンタジックな姿がスマートフォン上に映し出されます。

(専用アプリ「NAKED INC PLAY !」のダウンロードが必要です。)

KUMAMOTO CASTLE FANTASY of LIGHTS

「くまもと500年 周遊キャンペーン2021-2022」第1弾 「くまもと500年 光と夢の広場」開催概要

会場
熊本城(熊本県熊本市中央区本丸1-1)
二の丸広場/DANDELION、NAKEDつくばい(TM)、NAKEDディスタンス提灯(R)
特別見学通路/KUMAMOTO CASTLE FANTASY of LIGHTS
開催期間
2021年11月19日(金)~12月5日(日)
※期間中無休
※KUMAMOTO CASTLE FANTASY of LIGHTSは、終了後も当面は常設します。
開催時間
17:00~21:00(最終入場20:30)
入場料
無料
※特別見学通路は別途入場料が必要です。
URL
https://500nen.kumamoto-guide.jp/digital-art/

【注意事項】
※ご来場の際には、マスクの着用をお願いします。
※新型コロナウイルス感染症の状況により、開催期間や時間等を予告なく変更する可能性もあります。

ネイキッド社について

ネイキッドは、映像やインスタレーション、プロジェクションマッピングなど、人々の体験をデザインするクリエイティブカンパニーです。1997年の設立以来、CMやミュージックビデオ、企業VPなどを手掛けてきましたが、近年では3Dプロジェクションマッピングやイルミネーション、映像を使った空間演出など、空間全体をデザインするクリエイティブワークを得意としています。最新作は、全国における「DANDELION PROJECT」の他、「NAKED夜さんぽ~片山津温泉」「丸岡城×ネイキッド ヒカリ遊び」「TCK ネイキッド×東京メガイルミ」など。

今後の予定について

第1弾「くまもと500年 光と夢の広場」の後には、12月より第2弾のON THE TRIPによる声ガイドアプリ「くまもと城下町ラストサムライ」、2月より第3弾の市内周遊施策「くまもとデジタル年表スタンプラリー」を予定しています。

■「くまもと500年周遊キャンペーン2021-22」第2弾「くまもと城下町ラストサムライ」音声ガイドアプリ、12月スタート。

2019年に始まった、戦争にも震災にも負けずにくまもとの歴史や文化を守るために戦い続ける人々を紹介する「くまもと城下町ラストサムライ」施策。その拠点となる店舗や施設を周遊するためのアプリが、日本全国で音声ガイドアプリを展開する「ON THE TRIP」とのコラボにより誕生します。テーマは、「奇跡」。熊本地震においても崩れることなく踏ん張った熊本城の「奇跡の一本石垣」のように、奇跡のように今も城下町に残るお宝を巡る旅です。参加者には先着で、奇跡にちなんだプレゼントが進呈されます。

くまもと城下町ラストサムライ」音声ガイドアプリ

「くまもと500年周遊キャンペーン2021-22」第3弾 「くまもとデジタル年表スタンプラリー」、2022年2月スタート

熊本城築城からの400年と、これから100年に向けて進化していく「500年」のくまもとのまちを年表をたどるように周遊するデジタルスタンプラリーです。歴史薫る城下の町屋から、おしゃれなカフェやファッションまで、懐かしくて新しいくまもとのまちを辿りながら、ワクワクするタイムトリップのような体験ができます。スマホで参加して応募すると、くまもとの衣食住の「新旧」をセットにした豪華プレゼントが当たります。

「新旧」をセットにした豪華プレゼント1
「新旧」をセットにした豪華プレゼント2
「新旧」をセットにした豪華プレゼント3

詳しい情報は500年、城と生きる町へ。くまもとホームページにてご確認ください。


最終更新日
2021-11-10 18:00:00
情報提供元
ジョルダン