仁和寺の御室桜(京都)
京都でもっとも遅く咲く桜
- 4月上旬~4月中旬
- 名所
- 駅近
- 全国10位
- ★★★★☆7
こちらの記事は公開されてから時間が経過しています。情報が古い可能性がございますので、ご注意ください。
株式会社ELternal(東京都新宿区 代表取締役 小久保隆泰。以下、「当社」。)が観光資源開発を手掛ける京都の世界遺産「仁和寺」において、2022年3月19日(金)から新たに春限定切り絵御朱印「御室桜~花の雲~」 の授与を開始します。
当社としては、御朱印を通じた寺社仏閣の更なる「ファンづくり」を推進し、より多くの方に寺社仏閣の魅力を伝え、訪れていただくきっかけを作ることで、日本で受け継がれてきた藝術や伝統文化を後世に繋いでいくことに貢献します。
今回の春限定御朱印『御室桜~花の雲~』では、仁和寺独自の桜である御室桜と五重塔(重要文化財)をモチーフとしました。遅咲きで知られる仁和寺独特の桜は、「御室桜」と呼ばれ、樹高2m程の背の低い桜で地面近くの低い位置にも花をつける特徴があります。その様子が地面から沸き立つ雲のようにも見えることから「仁和寺や足元よりぞ花の雲」と詠まれた歌があります。今回の春限定御朱印では、雲海のように咲き誇る満開の御室桜の上に五重塔がそびえ立つ情景を繊細な切り絵で表現しまし御室桜は正保三年(1646年)の観音堂再建の際に「花をお供えする」という意味も込めて植樹されたもので、仁和寺の象徴のひとつとして寺紋にもあしらわれています。
仁和寺に伝わる「御室御記」によれば、後水尾法王をはじめ江戸時代を通じて皇族の行幸が行われており、歴代の法王や天皇もまた御室桜の花見を楽しまれたということです。
御室桜は、色がしっかりした大ぶりな花弁と、背丈が低く遅咲きであることを特徴としております。背丈が低いので、春爛漫の花盛りを目の前で楽しめることから、多くの参拝客に愛されています。ぜひ、仁和寺で京都の春を満喫してみましょう!
◎授与日程
2022年3月19日9時~ (なくなり次第終了)
仁和寺は仁和4年(888年)に創建された寺院であり、現在は真言宗御室派の総本山です。境内には五重塔や仁王門など、江戸時代に建立された建造物が並びます。同時期に植えられた御室桜は4月中旬に見ごろをむかえますが、建物と同様、当時と同じ姿を現在に伝えています。平成6年には世界遺産として登録されました。
詳しい情報は仁和寺ホームページにてご確認ください。