元離宮二条城(京都)

桜が彩る徳川家栄枯盛衰の舞台
- 3月下旬~4月中旬
- 夜桜
- 駅近
- 府内12位
- ★★★★☆3

世界遺産・元離宮二条城(京都市中京区)では、2026年3月19日(木)から4月19日(日)までの1ヶ月間、春の夜を彩る一大イベント「二条城 2026 SAKURA NIGHTS Immersive Theatre & Projection Mapping」が開催されます。
本イベントは、日本アカデミー賞受賞監督が手掛ける没入型演劇(イマーシブシアター)、国宝・二の丸御殿の夜間特別観覧、そして城内を華やかに染めるプロジェクションマッピングという、3つの異なる「没入体験」を一度に味わえる贅沢な企画です。チケットの販売は2月13日より開始されます。
歴史と最新技術、そして京都の伝統が交差する「二条城 2026 SAKURA NIGHTS」。春の宵、五感を揺さぶる感動体験に足を運んでみてはいかがでしょうか。
※詳細は公式サイトをご確認ください。
公式サイト:https://www.symunity.co.jp/nijojo_sakura_nights2026
イベントの目玉となるのは、世界遺産・二条城を舞台に繰り広げられるイマーシブシアター「城劇(しろげき)~陰陽師瑞希の時空戦記 寛永行幸を救え!~」です。

企画・脚本・演出を務めるのは、日本アカデミー賞受賞経験を持つ安田淳一監督。会場には高さ5メートル、横幅29メートルもの巨大LEDディスプレイが設置され、高輝度・高精細な映像美と、役者による生身の演技が同一空間で融合します。
物語の中では、京都で受け継がれてきた日本舞踊の群舞や、侍・忍者による迫力満点の殺陣(たて)が目の前で展開されます。プロジェクションマッピングだけでは表現しきれない「人の息遣い」や「熱量」が加わることで、観客はまるで歴史の一幕に迷い込んだかのような深い没入感を味わうことができます。
安田監督は制作発表会で「デジタル隆盛の昨今ですが、やはり最後は人の熱演で届くものがある」と語っており、まさに「ヒーローショー×アイドルコンサート×歴史劇」といえる、全世代が楽しめるエンターテインメントが期待されます。
もう一つの大きな見どころは、国宝・二の丸御殿の夜間特別観覧です。これまで限定的な公開はありましたが、イベント期間を通じての夜間観覧は今回が初めての試みとなります。

昼間の賑わいとは一線を画す、静寂に包まれた夜の御殿。廊下を歩けば、狩野派による障壁画や欄間の彫刻といった当時の匠の技が、夜ならではの陰影を帯びて浮かび上がります。
かつて徳川慶喜が大政奉還の意思を表明した「大広間」など、日本の歴史が大きく動いた空間を夜の静けさの中で巡る体験は、400年の時を超えて当時の将軍の威厳や美意識に対峙するような、特別なひとときとなるでしょう。
城内各所では、桜と光のアートが競演します。テーマは、400年前に後水尾天皇を迎えて行われた歴史的行事「寛永行幸(かんえいぎょうこう)」。
重要文化財である本丸櫓門や南門前の壁面、清流園の桜並木などが、最新のデジタルアートで彩られます。当時の人々が熱狂した行幸の記憶を、舞い散る桜の花びらをモチーフにした光の演出で表現。歴史的建造物とデジタル技術が重なり合い、幻想的な春の夜を演出します。

視覚や聴覚だけでなく、味覚でも京都を感じられる「賑わい広場」が登場します。
ここでは、京都市内初の都市型ワイナリー「京都ワイナリー四条河原町醸造」のワインや、西陣のクラフトビール「西陣麦酒」など、地元のこだわりの味を楽しむことができます。赤毛氈(あかもうせん)の床几(しょうぎ)が配された和の空間で、夜桜を眺めながら美酒に酔いしれる贅沢な時間を過ごせます。
また、和蝋燭(ろうそく)の絵付けや金箔押しなど、職人による伝統工芸のワークショップも実施され、京都の文化を肌で感じることができます。
