【現地レポ】“雪化粧”ダイアゴン横丁&ホグワーツ城!ハリポタツアーのクリスマスが魔法すぎた
ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 - メイキング・オブ・ハリー・ポッターでは、2025年11月8日(土)から2026年1月12日(月・祝)までの期間限定で、クリスマスシーズン限定イベント「ホグワーツ・イン・ザ・スノー」を開催します。昨年日本で初開催され好評を博したこのイベントは、今回で2回目となり、映画「ハリー・ポッター」シリーズに登場するホグワーツのクリスマスをテーマに、内容も演出も大幅にスケールアップしています。

スタジオツアー東京「ホグワーツ・イン・ザ・スノー」開催概要
- 期間
- 2025年11月8日(土)~2026年1月12日(月祝)
- 料金
- 一般チケット大人7,000円、中人5,800円、小人4,200円
- ※公式ホームページで来場日のチケットをお求めください
ホグワーツ・イン・ザ・スノーの詳しい情報はこちら

昨年、色とりどりのオーナメントや高さ5メートルを超えるクリスマスツリーで華やかに彩られた大広間には、今年新たに400本を超えるキャンドルが宙に浮かび、魔法の天井からキャンドルの光が降り注ぐさまは、まさに映画のシーンそのものを彷彿とさせます。美しい雪化粧をまとった「ホグワーツ城の模型」は、新たにプロジェクションマッピングが導入され、深々と降り続く雪に空間全体が包まれるダイナミックな演出をご覧いただけます。さらに今回は、「ダイアゴン横丁」が初めて雪化粧に包まれ、ホグワーツだけではなく魔法界全体が“冬の魔法”に彩られる特別な体験をお楽しみいただけます。
期間:2025年11月8日~2026年1月12日
場所:東京都練馬区春日町1-1-7
アクセス:西武豊島線豊島園駅からすぐ
圧巻の大広間:魔法のように浮かぶ400本のキャンドル
ツアーのハイライトである「ホグワーツ大広間」がクリスマスの装いに一変。大広間には色とりどりのオーナメントやリボンが飾られたクリスマスツリーが立ち並び、ガーランドや大きなリースが空間を彩ります。大テーブルには、七面鳥やケーキ、クリスマスプディングなどの英国伝統のクリスマス料理やプレゼントがずらりと並びます。これらは、映画制作に携わったクリエイターが撮影当時の資料をもとに手作業で再現したものです。

ツアーガイドによると撮影当初は「本物の食べ物を使用しており、それはいいにおいがするスタジオだった」とか。ところが日持ちせず匂いが出たため...小道具製作チームが本物そっくりのレプリカ(七面鳥、ハム、ローストポテトなど)を制作するようになったとのことです。
さらに今年はスタジオツアー東京では初の試みとして、大広間の天井に浮かぶ400本以上のキャンドルの光景が、映画さながらのスケールで再現されています。───キャンドルが、動くのです。専門チームが細部まで調整を重ね、“魔法のように”漂うキャンドルの光を実現しました。映画1作目の撮影では、本物のキャンドルに火を灯し細いワイヤーで吊るしていましたが、炎の熱でワイヤーが弱まりキャンドルが落下する可能性があったため、その後の映画ではCGで描かれるようになったという制作秘話も明かされています。
こちらのツアーはガイドのコール「3,2,1...」で大広間へとつながる扉が開かれます。その瞬間は格別です。映画『ハリー・ポッターと賢者の石』より、ハリーとロンが魔法のチェスをする印象的なシーンも再現されるなど、見どころも満載です。
制作の舞台裏:ダイアゴン横丁、初の雪化粧
今回初めて、魔法界屈指の商店街である「ダイアゴン横丁」が雪に包まれます。映画『ハリー・ポッター』シリーズでは、定番の撮影セットをアレンジして季節感を表現することがよくあり、このダイアゴン横丁のセットに雪を降らせて「ホグズミード村」として撮影されたこともありました。
見どころはこの足跡。映画『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』で透明マントをまとったハリーが歩くシーンへのオマージュです。この足跡は、入浴剤としても使われる「エプソムソルト」という素材を使用し、俳優がその上を歩くと本物の雪のように足跡が残るようにして撮影されました。また、透明マントで足跡だけが現れるシーンの撮影には、雪の下に専用の「足跡マシン」を設置し、特殊効果チームが操作してあの名シーンを生み出したのです。
雪景色を作り出す技術を知るのもスタジオツアーの魅力のひとつ。雪素材には種類があり、雪を降らせる演出用のもの、水分を含んだ雪玉や雪だるまを作るための「ポリマースノー」(水を加えると膨らむ素材)、建物などに密着させるための「ペーパースノー」などが使い分けられています。こちらの展示も常駐したスタッフが丁寧に解説してくれますよ。
新たな演出:雪景色のホグワーツ城とヘドウィグ
ツアーの最後を飾る荘厳な「ホグワーツ城の模型」は、昨年に引き続き雪景色に包まれます。この雪化粧には前述の、建物への密着性が高い「ペーパースノー」が使われています。今年は新たにプロジェクションマッピングの演出が加わり、深々と降り続く雪景色を表現。建物に投影される降雪の様子や波紋で展示空間全体が光と雪の魔法に包まれたような臨場感たっぷりで、360度どの角度からでも楽しむことができます。
さらにこのプロジェクションマッピングでは、たまにヘドウィグが飛ぶ姿も見られます。ただし、いつ飛んでくるかはわかりません。気まぐれなヘドウィグ、見逃せない演出となっています。
ホグワーツのクリスマス:グリフィンドールの談話室ほか
ハリーたちが学生生活を送った「グリフィンドールの談話室」と「男子寮」も、期間限定でクリスマス仕様となります。ツリーが飾られるほか、ロンの母の手編みのセーターを着たハリーとロンの姿も見受けられ (来場者からは、その温かそうなミット(手袋)にも注目が集まっていました)、『賢者の石』で描かれたクリスマスの朝のシーンを思わせる温かな空間が作られています。

他にもさまざま場所でクリスマス感たっぷりの演出があり、見どころはエントランスの高さ5mを超えるクリスマスツリーです。
この冬、映画のなかの幻想的な冬の光景が広がるスタジオツアー東京で、魔法のような一日を体験してみてはいかがでしょうか。




















