目黒川みんなのイルミネーション2024(東京)
今年も始まる地産地消イルミネーション
- 全国3位
- 2024年11月15日~2025年1月13日
- 17:00~22:00
- ★★★★☆8
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目黒川みんなのイルミネーション実行委員会は、開催エリア周辺から回収した使用済みの食用油を利用することで100%エネルギーの地産地消を実現した『目黒川みんなのイルミネーション2023』を、2023年11月10日(金)~2024年1月8日(月・祝)の期間にて開催します。さらに今年は初の試みとして、誰でも参加できる“みんなのアップサイクルスポット”を設置します。
2010年の開始以降、地域のご家庭や飲食店のご協力により、大崎・五反田エリアの目黒川沿いに冬の桜®を咲かせてきた本イルミネーションは、使い終わった食用油をアップサイクルしエネルギーとして活用する「エネルギーの地産地消」を10年以上行い、地域のサーキュラーエコノミーを実現してきました。電力不足が叫ばれる昨今だからこそ、 “ひと・地域・企業”と自治体が一体となって「エネルギーの地産地消」を実現することの大切さや意義を広めていきたいと考えています。
『目黒川みんなのイルミネーション』は、地域のご家庭や飲食店より使用済みの食用油をいただき、バイオディーゼル燃料にアップサイクルし、100%自家発電でイルミネーションを点灯する取り組みを日本で初めて実現してきました。使用済みの食用油を「回収・再生・利用」するという地域参加のアクションによって「エネルギーの地産地消」を実現したイルミネーションとして、地域や国内に留まらず、海外からも注目を集めています。
昨今、環境への意識の高まりから様々な企業がSDGsの取り組みを進める中、『目黒川みんなのイルミネーション』は10年以上前から、【7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに】や、【17 パートナーシップで目標を達成しよう】などの取り組みを継続し、地域の力を再生可能エネルギーに代える活動を続け、地域住民の街への愛着と誇りを醸成してきました。
本取り組みは、使用済みの食用油に新たな価値を生み出し、サーキュラーエコノミーを実現することでエネルギーの在り方を見直すなど、SDGs達成について考えるきっかけ作りにも貢献しています。
『目黒川みんなのイルミネーション』は2011年、東日本大震災のあと都内のイルミネーションも自粛傾向にあった中、「電力不足でも遠慮なく使えるエネルギーによってイルミネーション・イベントを実現し、エネルギーの多様性と地域循環型経済の取り組みについて、考えるきっかけを伝えることができたら」という想いから生まれ、100% エネルギーの地産地消を実現しています。
近年、再生可能エネルギーとして注目を集めている“使用済みの食用油”。 以前は捨てることが当たり前とされていましたが、廃棄を前提としない“サーキュラーエコノミー”の実現可能性に、いち早く着目したことから『目黒川みんなのイルミネーション』が誕生しました。以降、毎年多くの企業・ご家庭に協力をいただき、その輪は年々広がっています。今年も冬の桜®を満開にし、訪れる皆様の気分を明るくするきっかけを創出するとともに、使い終わった食用油を再生可能な資源としてより多くの方に認知いただくことでアップサイクルの輪が広がるよう取り組んでまいります。
近隣の全10ヶ所から、使用済み油の回収にご協力いただきます!!
『目黒川みんなのイルミネーション』の取り組みをより多くの方に知ってもらう場所を作るべく、今年は初の試みとして、品川区立五反田ふれあい水辺広場に「みんなのアップサイクルスポット」を初日限定で設置します。
ご家庭で使い終わった食用油を、地域住民の皆様が自らの手で持ち込んでいただくことができる回収拠点を作ることによって、地域の皆様とのつながりを強化し、「自分ごと」として考えていただくきっかけを作ることでより本取り組みへの理解が深まること目指しています。
※雨天時はプログラムを一部変更、荒天時には開催を中止する場合がございます。予めご了承ください。