【桜開花予想2020】今週末から来週にかけて東日本・西日本でも続々と開花し始め、3月末には東北地方南部に開花前線が到達する予想（3月19日発表）

こちらの記事は新しい記事がございます。5秒後に新しい記事へ切り替わりますが、もし切り替わらない場合はこちらをクリックしてください。

北海道から鹿児島まで約1,000カ所の桜の名所及び各都市のソメイヨシノの開花日・満開日予想が更新されました。（日本気象株式会社が2020年3月19日発表）

東京で3月14日に開花がスタートし、3月18日には横浜・熊谷で、3月19日には前橋でも開花しました。これに続いて、今週末から来週にかけて東日本・西日本でも続々と開花し始め、3月末には東北地方南部に開花前線が到達する予想となっています。東京は3月16日(2002年・2013年)の記録を更新し、平年より12日早い開花となりました。また、前橋も3月20日(2002年)の記録を1日更新し平年より12日早い開花となりました。今後も、新潟・富山・金沢・福井・長野で開花の最早日を更新する可能性があります。

今シーズンは全国的に暖冬・暖春の傾向で、暖冬で休眠打破が遅れたにも関わらず、その後の暖春により生長が早まったため、最終的には休眠打破の遅れを大きく取り戻す形となりました。休眠打破後の気温が非常に高く推移したため、全国的に記録的な早さの開花となるでしょう。

予報士のコメント

東日本では10月～2月は平年よりかなり高め、西日本では10月～1月は平年よりかなり高め、2月は平年より高めの気温でした。3月は東・西日本ともに平年よりかなり高めの気温が予想され、開花・満開時期は東日本では平年よりかなり早く、西日本では近畿・中国・四国地方では平年より早いか、平年よりかなり早く、九州地方では平年並みか、平年より早いでしょう。

北日本では10月は平年よりかなり高め、11月～12月は平年並み、1月～2月は平年より高めの気温でした。3月は平年よりかなり高め、4月は平年より高めの気温が予想され、開花時期は平年より早いか、平年よりかなり早いでしょう。

開花メーターレポート

3月18日時点では、既に開花した東京・横浜・熊谷では生長率が100%に達しました。一方、生長が一番遅れている室蘭では36%、その次は札幌の37%となっています。