富士本栖湖リゾート「富士芝桜まつり」(山梨)

見渡す限りピンク色の世界が広がる
- 4月中旬~5月下旬
- 県内3位
「富士本栖湖リゾート」(山梨県南都留郡富士河口湖町)の春の恒例イベント「富士芝桜まつり」が2025年4月12日(土)に開幕。5月25日(日)まで開催しており、今年で18回目のイベントとなります。「瞬間、春色トクン。」をテーマに、約50万株の芝桜を残雪が美しい富士山と共に楽しむことができます。
例年と比べて桜や芝桜の開花状況が遅いため、植栽の桜とともに芝桜も楽しめる状況です。また富士山の残雪が非常に多く、例年より白く輝く富士山に加え、ピンクの芝桜やブルーの青空とのコントラストが楽しめることが2025年の見どころとなっています。
富士山を背景に、まるでピンクの絨毯のように広がる芝桜。そんな絶景の中で“映える”写真が撮れると話題のフォトスポットが、今年もパワーアップして登場しています。
注目は、今年新たに加わった「恋するハートのベンチ」と「Mt.Fujiオブジェ」。「恋するハートのベンチ」ではベンチのそのものがハートを描いており、座るだけでロマンチックな一枚に。2人で並んで座って“指ハート”を作れば、背景・ベンチ・ポーズのトリプルハートが完成。まさに恋する季節にぴったりのスポットです。
一方、「Mt.Fujiオブジェ」は、芝桜の海に浮かぶように設置された立体モニュメント。ジャンプしたり、ポーズを工夫すれば、ユニークな写真が撮れるとSNSでも話題に。
どちらのスポットも、晴れの日はもちろん、曇りの日でもピンクの芝桜が鮮やかに映えるため、天候を問わず楽しめるのも魅力です。「幸せの黄色い扉」と、今年リニューアルした「ピンクの海を旅する小舟」と合わせて4か所、ぜひお楽しみください。
愛犬家の皆さまにも嬉しいニュースが届いています。これまでワンちゃんの入場はバッグやキャリーケースに限られていましたが、今年は平日に限りリードでの入場が可能に。より自由に、愛犬と一緒に芝桜の絶景を楽しめるようになりました。
新たに増設された愛犬と楽しめるフォトスポットでは、ワンちゃん専用の撮影台や背景が用意されており、愛犬と芝桜の共演写真がバッチリ撮れます。富士山とピンクの芝桜を背景に、お座りしたり、おすまし顔で撮影したり…愛犬のとっておきの一枚がきっと残せるはず。
そして園内には昨年よりドッグランエリアも登場。お花見の合間にワンちゃんがのびのび遊べる空間として大人気。芝桜を楽しみながらのんびりお散歩したり、休憩スポットで一緒にひと休みしたりと、愛犬との春の思い出づくりにぴったりです。
※リード入場が可能なのは平日のみ、混雑回避のための措置となっておりGWなどは適用除外となりますのでご注意ください。
山の天気は変わりやすく、せっかく訪れても美しい富士山が雲に隠れてしまうこともあります。そんな時におすすめなのが、会場内にそびえる高さ約3.8mの「ミニ芝桜富士」です。
ピンク色の芝桜でかたどられたこの富士山は、本物に負けないほどの迫力と華やかさを誇ります。さらに、異なる品種の芝桜がバランスよく植えられているため、開花時期のずれが楽しめるのも魅力のひとつ。会期の終盤になっても見頃が続くよう工夫されており、訪れるタイミングを選ばず、美しい「芝桜富士山」をお楽しみいただけます。
その姿に見とれていると、ほら、富士山が顔を出すかも...??
悪天候の時には、富士山が見えず少し残念…そんな気分を吹き飛ばしてくれるのが「隠れハート探し」。富士芝桜まつりの会場には、ちょっとした遊び心が散りばめられていて、よく見るとさまざまな場所にハートの形が潜んでいます。
たとえば、芝桜の植栽の一部がハートの形になっていたり、上空から見た池の輪郭がハート型だったり。訪れた方だけが気づける、そんな“秘密のハート”を探してみるのも、このお祭りの楽しみのひとつです。
曇りや雨で景色が霞んでも、ちょっと視点を変えれば、そこには思わぬ発見と感動が。お子様との思い出づくりにもぴったりです。
まつり会場では芝桜を観賞しながら楽しむグルメやスイーツが盛りだくさん!キッチンカーが多数出店し、地元グルメの「富士宮焼きそば」から、とろーりチーズがたまらないアツアツの「チーズメンチカツ」、桔梗信玄餅をトッピングした「桔梗信玄餅ソフト」などさまざま。イングリッシュガーデン併設のカフェでは、ピーターラビット作品に登場するアイテムやシーンをモチーフにした彩り豊かなメニューが味わえます。
今回私がチョイスした「3種のビーンズカレー」はまるで茂みの中からピーターラビットが顔を出して覗いているかのような可愛らしさが。お野菜もたっぷりで食べ応え抜群です。
スイーツの「フジヤマハニーカステラ」。さすがフジヤマ!と思わせるビッグな高さと、残雪の富士山をイメージした可愛らしいミニカステラがSNS映え間違いなし!話を伺うと「大人気ですよ!」とのことでした。
2025年新たにオープンしたのは「ゆったり展望デッキ」。1日8組限定で富士芝桜まつりとピーターラビット™イングリッシュガーデンを一望できるくつろぎスペースがご利用できます。ランチバスケットを並べれば優雅なカフェタイム(ランチバスケットは要予約)。より贅沢な時間をお楽しみいただけます。
富士芝桜まつりの会場は富士山のふもとに広がる「ピーターラビット™ イングリッシュガーデン」。かわいいピーターラビットがお出迎えし、遠くに見える芝桜が雰囲気を盛り立てます。
「ピーターラビット™ イングリッシュガーデン」は、イギリス湖水地方が舞台の絵本「ピーターラビットのおはなし」の世界観を再現したイギリス式庭園。春から初冬にかけて約300種類の草花を観賞しながら、ゆったりと庭園内の散策を楽しむことができます。園内には「ピーターラビット」を始め「あひるのジマイマ」などのキャラクターフォトスポットに加え、新たに「こねこのトム」が仲間入り。絵本シリーズの「おはなしのかけら」をちりばめた屋外ギャラリー「ピーターラビット™ ストーリートレイル」で作中の世界に入り込みながら、小道の散歩をお楽しみいただけます。
2025年は芝桜×ピーターラビット™のコラボレーションが楽しめるARフォトが登場。特定のアプリの準備は必要なく、会場にあるQRコードを読み取り後に所定の手順を2ステップほど進めば、すぐに楽しむことが出来ます。
カメラに浮かび上がるピーターラビット™を芝桜とともにお楽しみください。
いかがでしたか?「富士芝桜まつり」は2025年5月25日(日)まで開催予定。ゴールデンウィークには芝桜が全域で見頃を迎えるとのことで、まつりはこれからが本番。ぜひ満開の芝桜を楽しみに「富士芝桜まつり」「ピーターラビット™ イングリッシュガーデン」に足を運んでみてはいかがでしょうか。