【てんぼうパーク】五感で味わう天空の紅葉狩り。「サンシャイン60展望台 てんぼうパーク 秋さんぽ」内覧会レポート
池袋・サンシャインシティに広がる空の公園で、五感をフルに使って秋を体験しませんか?音、光、香りで演出された幻想的な紅葉の森、夜にはロマンチックなライトアップも。限定メニューや和楽器体験など、昼も夜も楽しめる「サンシャイン60展望台 てんぼうパーク 秋さんぽ」は2025年9月11日(木)~11月30日(日)まで開催されます。

【五感で味わう日本の秋】てんぼうパークの秋さんぽ
今秋開催される「秋さんぽ」は、「紅葉」と「和」をテーマに、日本の美しい秋を五感で味わえるイベントです。会場全体を彩るのは、約6000枚にも及ぶもみじの葉。そのハイライトとなるメインエリア「てんぼうの丘」では、埼玉県小川町から取り寄せた本物の木の幹を使ったもみじの景色が広がっています。自然の温かみを感じられるだけでなく、その足元には季節の生花が植栽され、秋ならではの生命力と奥行きを演出しています。
展望台へ上がってすぐ右手、壁面に「てんぼうパーク」と描かれたフォトスポットには「落ち葉コーナー」が設置。秋の雰囲気を味わえるうえに、落ち葉に足を踏み入れることもOK。ぬいぐるみはもちろん、お子さまとの楽しいフォトセッションの始まりです!ふかふかの落ち葉の床下には、踏むとカサカサと音が鳴るクッションが隠されている楽しい仕掛けが。聴覚と触覚でも紅葉を楽しめます。傘などのフォトプロップスを使えば、まるで本物の紅葉の中で遊んでいるかのような写真を撮影できます。
地面の茶色の部分からお靴を脱いで入場。衛生面を気にせず安全に遊ぶことができる、秋さんぽの象徴的な体験型コンテンツです。
夜になると、てんぼうパークは昼間とは全く異なる表情を見せます。空間全体がムーディーな光に包まれ、デートにも最適なロマンチックな雰囲気に変わります。紅葉が深まっていく様を表現し、イベント前半(10月16日(木)まで)は「黄色」、後半(10月17日(金)以降)は「赤色」へと変化するライトアップの演出が楽しめます。さらに、窓には三日月が浮かび上がる幻想的なフォトスポットも登場し、訪れる人々を魅了します。
さらに没入感を支えるのが、音と香り。館内に流れるBGMは、屋久島や富士山麓でフィールドレコーディングされた鳥のさえずりや風の音を使用。さらに、空間ごとにアロマが使い分けられており、エントランスの柑橘系、森林浴を思わせる「グルービーフォレスト」、そして夜の「禅」をテーマにした和の香りが、意識せずとも秋の世界へと深ーく誘います。視覚、聴覚、触覚、嗅覚。あらゆる感覚を通じて、てんぼうパークで忘れられない秋の体験をお楽しみいただけます。
【あなたの「秋」と言えば?】文化と季節を満喫する多彩な企画・体験プログラム
「秋さんぽ」期間中、てんぼうパークでは「○○の秋」と題し、音楽・芸術・スポーツ・読書・食欲のテーマでイベントやワークショップが開催予定です。
まずは小さいお子さまと一緒に楽しむ「スポーツの秋」。10月13日(月祝)に広々とした芝生エリアを舞台に、赤ちゃんが主役のハイハイレースが開催されます。一方、「芸術の秋」では、子どもたちの創造力を育む砂絵のワークショップや、子どもたちと制作したアートを展示するアート作品展を開催されます。
また「読書の秋」に合わせて、お子さまと一緒に過ごせる「ハイハイスペース」の絵本が通常の約3倍にまで増やされ、ゆっくりと物語の世界に浸れるほか、絵本の読み聞かせ会も実施されます。
- ミニ運動会
- 10月13日(月祝) 12:00~15:30
- ※参加無料 ※ハイハイレース13:00~14:00
- 砂絵ワークショップ
- 9月27日(土)・28日(日)、10月11日(土)・12日(日)、11月15日(土)・16日(日) 11:30~16:30
- ※参加費1,000円、5歳以上のお子さま対象 各回約30分
- 絵本読み聞かせ会
- 11月1日(土)・30日(日) 11:30~/13:30~/15:00~
- ※参加無料
「音楽の秋」は、10月19日(日)に開催される和楽器の弟子入り体験と演奏会です。豊島区を拠点に活動する三味線演奏家の澤田一咲さんらを迎え、三味線、太鼓、鳴子といった日本の伝統楽器に直接触れることができます。参加者にはなんと先生から送られる「芸名」が!さらに芸名入りの認定証が贈られるなど、遊び心あふれる演出も魅力です。
- 和楽器演奏会
- 10月19日(日) 13:30から約30分
- ※観覧無料
- 弟子入り体験会
- 同日①14:00~②15:30から約1時間
- ※参加無料、楽器によって対象年齢が異なります
展望台ならではの企画として、天体観賞イベントも充実しています。10月には「中秋の名月観賞会」、11月には、年に数回しか見ることができない希少な天文現象「ダイヤモンド富士」の観賞会を、普段は立ち入ることができない屋上を特別に開放して実施します(有料・定員有)。学びと楽しさが融合した興奮と感動を味わいましょう。
【秋の限定メニュー】秋の味覚を詰め込んだ美食体験
てんぼうパーク内のカフェでは「秋さんぽ」のテーマと連動し、見た目にも味わいにも秋の恵みがふんだんに盛り込まれた限定メニューが楽しめます。
秋をぎゅぎゅっとつめた「秋のごちそうお弁当」は、脂の乗った魚の西京焼きをメインに、にんじんやごぼうの風味が香る炊き込みご飯、旬のさつまいもを使った甘煮など、一つ一つ丁寧に作られた品々が並びます。もみじの形をあしらったバランが添えられ、秋の訪れを感じさせてくれます。
ドリンクメニューの注目は、オリジナルパンプキンラテ「ぱんぷめる」です。かぼちゃの甘みとコクが広がるラテの上に、空に浮かぶ雲をイメージしたクリームを高めにトッピング。仕上げにかけられたキャラメルソースの香ばしさが広がります。
10月1日(水)から10月31日(金)は、黒と紫のハロウィン特別バージョン!かぼちゃの代わりに紫芋ラテを使用し、黒いチョコレートソースでデコレーション。頭にかぼちゃを乗せたかわいい見た目で、味わいとともにハロウィン気分を盛り上げます。
天体イベントと連動したユニークなスイーツも見逃せません。「ダイヤモンド富士」観賞会に合わせて提供されるのは「日輪焼き芋パフェ」。ソフトクリームを雄大な富士山に、その頂上に乗せられた黄金色の焼き芋を神々しい太陽に見立てた、縁起の良い一品です。また、「中秋の名月」の時期には、定番の「てんぼうの丘ラテ」が、可愛らしいウサギのアートを施したお月見バージョンとなって登場します。
てんぼうパーク 秋さんぽ概要まとめ
2023年4月に「空の公園」をコンセプトに生まれ変わった「てんぼうパーク」。天候を気にせず誰もが過ごせる屋内公園として、特に子供連れのファミリー層が心から安心して楽しめる空間となっています。乳幼児向けの「ハイハイスペース」や調乳用温水器などを備えたベビールームなど、お子さまと一緒に楽しめる設備が充実。無料で貸し出されるレジャーシートを広げ、広々とした芝生エリアでピクニック気分を味わうこともできます。
そんなてんぼうパークで繰り広げられる五感を刺激する紅葉と和の空間。落ち葉遊びや和楽器体験、天体観賞など多彩な企画に限定の秋メニューと共に、ただ景色を眺めるだけではない、全く新しい展望台をお楽しみください。
- 期間
- 9月11日(木)~11月30日(日) 〈81日間〉
- 所在地
- 東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ サンシャイン60ビル・60F
- 営業時間
- 11:00~21:00
- ※最終入場は終了1時間前
※時期や特別営業時などにより変更がございます。 - 入場料
- 大人(高校生以上)700円~/こども(小・中学生) 500円~/小学生未満 無料 ※団体入場の際は有料
- ※時期や特別営業時などにより料金が変動いたします。
- 問合せ先
- サンシャイン60展望台 てんぼうパーク 03-3989-3457
イベントウェブページ
https://sunshinecity.jp/file/observatory/kisetsusousyoku/