紅葉に燃える香川の名園で、ひとときの夜の夢「栗林公園ライトアップ」

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~「ライトアップ+紅葉」だから見られる景色があります~
栗林公園のライトアップでは、昼間とは全く異なる景色をお楽しみいただけます。池が鏡面になって紅葉がより色鮮やかに浮かび上がります。

色付く木々を光が照らす夜、香川県の天下の名園「栗林公園」は別世界に変わる

栗林公園の紅葉

栗林公園では、2021年11月19日(金)~11月28日(日)の10日間、幻想的な夜の紅葉を楽しめるライトアップを実施します(期間中は21:00まで開園、入園受付は20:30まで)。紅葉に染まった木々はライトアップされて、さらにその美しさを増していきます。紅葉が最も美しく、昼間とは別世界のような園内を散策できるのは、この期間だけです。予約制の和船(※)とあわせて、特別な時間を体験してください。

栗林公園の紅葉 ライトアップ1
栗林公園の紅葉 ライトアップ2
栗林公園の紅葉 ライトアップ3

※和船は事前予約となります(下記のHPまたは電話番号まで)
香川県栗林公園観光事務所
〒760-0073 香川県高松市栗林町1丁目20番16号
電話: 087-833-7413(受付時間 8:30~17:00)
HP: https://www.my-kagawa.jp/ritsuringarden

【和船乗船料】
大人:一人1回620円 / 小人(小中学生):一人1回310円 / 未就学児:無料

【入園料】(※別途要入園料)
大人:410円 / 小人(小・中学生):170円 / 未就学児:無料

【県営駐車場】
普通車:100円/25分 ライトアップ期間中は22:00まで営業

ここでは、一歩ごとにひとつの景色に出会える

栗林公園

栗林公園は、2009年の「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」において、最高評価の三ツ星(=「わざわざ旅行する価値がある」)として紹介された日本庭園です。元は江戸時代に高松藩主・松平家によって完成した大名庭園。明治になって県立公園として一般公開されるようになり、国の特別名勝のひとつに指定されています。四季折々の趣と、時間ごとに変わっていく表情。まるで一歩にひとつの景色があるようだという意味で「一歩一景」と賞されています。

夜だけじゃない、栗林公園は朝と昼にも魅力がたっぷり

~朝の景色~ 所作の美しい職人の剪定姿と朝がゆ

朝の園内に足を踏み入れると、澄んだ空気の中で作業をする青いジャンパー姿の人を見かけます。彼らは栗林公園を守る人たち。ほうきで丁寧に庭を掃き、古くなった柵を替え、松をはじめとする庭木を剪定しています。手の空いている人に話しかければ、職人目線での思いがけない話を教えてくれるかもしれません。また、園内にある「花園亭」では、朝がゆ(要予約)をいただくことができます。まだ静かな園内で、穏やかな時間を楽しめます。

栗林公園剪定作業
朝がゆ

~昼の景色~ 和船の優美と由緒正しき日本茶文化

明るい日が差す昼の園内は、木々が生き生きと輝き、散策するにはもってこいの時間です。そして散策の途中には、ぜひ茶室で一服を。高松藩は千利休の曾孫にあたる千宗守(武者小路千家の開祖)を招聘して茶道の指南役にしており、由緒正しい茶文化が根付いています。園内の掬月亭では、当時、盛大な茶会が開かれていたそうです。この掬月亭は今も残っており、予約なしで気軽にお茶を楽しめます。また、散策とは別の目線で風景を楽しめるのが南湖を周遊する和船です。船頭さんの解説を聞きながら、橋をくぐり、池に浮かぶ島を眺めながらたっぷり30分の舟遊びを体験できます。

栗林公園剪定作業
朝がゆ

この機会にぜひ、特別名勝・栗林公園のライトアップや、朝、昼、夜それぞれの「一歩一景」をお楽しみください。


最終更新日
2021-11-16 16:20:00
情報提供元
ジョルダン