富貴寺(大分)
九州最古の木造建築物として有名です
- 11月下旬~12月上旬
- 社寺
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大分県豊後高田市内でも有数の紅葉スポットとして知られる富貴寺ライトアップイベントが開催されます。今年もイチョウやモミジの葉が次第に色づき始めており、例年見ごろを迎える11月下旬頃から12月初旬頃までの間で楽しめる予定です。
富貴寺は平安時代に宇佐神宮大宮司の氏寺として開かれた由緒ある寺院です。
中でも阿弥陀堂(いわゆる富貴寺大堂)は、宇治平等院鳳凰堂、平泉中尊寺金色堂と並ぶ日本三阿弥陀堂のひとつに数えられ、現存する九州最古の木造建築物であり、国宝指定されています。
本尊の阿弥陀如来像は970丈にも及ぶ一本の榧の巨木から六郷満山寺院を開基したとされる仁聞菩薩の手によって造られた、と伝えられています。
大堂内には極楽浄土の世界を描いた壁画が施されており、風化が激しいが、極彩色で描かれていたという調査結果から県立歴史博物館に忠実に再現されています。
他にも大堂の周囲には僧侶が修行のときに使用したとされる、梵字が刻みつけられた仁聞石や鎌倉時代の笠塔婆、室町時代の国東塔等があり、かつての富貴寺の繁栄ぶりを偲ぶことができます。
本イベントに関するお問い合わせ先
豊後高田市観光協会事務局(豊後高田市役所商工観光課内)
大分県豊後高田市是永町39番地3
TEL:0978-25-6219
FAX:0978-22-0955
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