六甲山(兵庫)
六甲有馬ロープウェーから見る六甲山の紅葉
- 11月上旬~11月下旬
- 滝
六甲山観光株式会社(本社:神戸市灘区 社長:寺西公彦)は2024年8月24日(土)から11月24日(日)まで神戸・六甲山上を舞台に現代アートの芸術祭「神戸六甲ミーツ・アート2024 beyond」を開催します。
本芸術祭の関連イベントとして、ROKKO 森の音ミュージアムと六甲高山植物園では、9月21日(土)から11月24日(日)までの土日祝日限定で夜間特別営業を行い、自然の中で夜間限定作品等を鑑賞できる「ひかりの森~夜の芸術散歩~」を開催します。光や映像を使った作品を展開しているアーティスト、高橋匡太(※1)による体験型アート作品や、竹中美幸の35mmの映像フィルムと光を使った作品を展示します。このほか、両施設に設置された一部作品が光に照らし出され、昼間とは違った表情をお楽しみいただけます。
※大人(中学生以上)、小人(4歳~小学生)
※ナイトパス付鑑賞パスポートは神戸六甲ミーツ・アート2024 beyondの有料会場≪ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園、トレイルエリア(新池・バンノ山荘・ヤンセンアトリエ)、風の教会エリア≫への入場と、「ひかりの森~夜の芸術散歩~」への入場がセットになったパスポートです。
※シダレミュージアムセット券は、自然体感展望台 六甲枝垂れで開催中の「シダレミュージアム2024 パワーワード展」に当芸術祭期間限定で割引入場できるセット券です。
本作品は笑顔が描かれた果実袋の中に、LEDの小さな光を入れて木々に取り付け、あたたかな夜景を作り出します。今年も神戸市内の小中学生などが制作に参加し約5,000の《ひかりの実》を会期を分けて2,500ずつ展示します。一人ひとりが参加することによって夜景が作られ、沢山の笑顔と癒やしの風景を創る展示作品です。エリア内を音楽家mica bando作曲による、やさしいハーモニーの音楽が満たしてあたたかな光と音に包まれます。
本作品は、来園者が園内を巡って、キラキラ光る色のかけらを集める体験型のアート作品です。
園内にある5箇所の「光の泉」(写真(1))を全て周り、ゴール地点(写真(2))へ行くと、光と音楽(mica bando作曲)の特別な演出(写真(3))が鑑賞できます。来園者が能動的に作品と関わることで、より印象的な体験ができる作品です。小さなお子様を含めた幅広い世代の方にお楽しみいただけます。
<経歴>京都府出身・在住
京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了
光や映像によるパブリックプロジェクション、インスタレーション、パフォーマンス公演など幅広く国内外で活動を行っている。京都市京セラ美術館、東京駅100周年記念ライトアップ、十和田市現代美術館など建築物へのライティングプロジェクトは、ダイナミックで造形的な光の作品を創り出す。多くの人とともに作る「夢のたね」、「ひかりの実」、「ひかりの花畑」など大規模な参加型アートプロジェクトも数多く手がけている。
六甲高山植物園にて採集した植物の影を記録した35mmの映像フィルムや光を使った作品を展示します。
<経歴>岐阜県出身、東京都在住
多摩美術大学大学院美術研究科修了
主に透明な素材を用いながら、光や影を取り込んだ平面作品やインスタレーションに展開。記憶や記録に興味を持ち、近年では35mm映像用ポジフィルムに直接光を感光させ、消えゆくメディアに消えゆくものの影を記録させた作品なども制作。見過ごしてしまいそうな景や、物の記憶をそっと掬い上げ記録し、作品に昇華させている。
紅葉は10月中旬~11月中旬が見頃です。
「ひかりの森~夜の芸術散歩~」会期中、会場内の木々のライトアップを実施します。会場内に展示されている作品とともに、紅葉ライトアップがお楽しみいただけます。
「ひかりの森~夜の芸術散歩~」開催日、会場となるROKKO森の音ミュージアムの「森のCafe(※2)」と、六甲高山植物園の「山小屋カフェ エーデルワイス」では、19:00(L.O.18:30)まで延長営業を行います。※表記価格は全て税込みです。
神戸六甲ミーツ・アート2024 beyondでは、昨年に引き続き以下の取り組みに注力します。
過去最多となる招待・公募を合わせた61組のアーティストが参加します。国内外から幅広い視点で活動しているアーティストの作品をご紹介します。また、公募作品の募集条件を向上し、より優れた作品を募集・展示します。
2023年にROKKO森の音ミュージアムに新設した野外アートゾーンをさらに拡充し、会期外でも四季を通じてアート作品を鑑賞できる場を充実させます。
山中の散策路沿いに作品を展示するトレイルエリアをさらに広げ、アート鑑賞の楽しさとともに六甲山の新たな魅力を発掘します。
ワークショップ等を通じて自然の中で子どもたちが現代アートに触れられる機会を増やし、次世代の文化芸術の担い手や支え手を育てていきます。
出展アーティストや展示に関する詳細を公式サイトでご覧いただけます。
https://www.rokkomeetsart.jp/system/press/pdf/240719_digest_web.pdf
(※1)高ははしごだか
(※2)eはアクセント記号
六甲山ポータルサイト
https://www.rokkosan.com/