知恩院(京都)
紅葉の名勝である黒門をライトアップする
- 11月上旬~12月上旬
- 社寺
- 駅近
- ★★★★☆3
今年は2024年11月14日(木)から2023年12月1日(日)まで開催し、日本最大級の木造二重門である国宝「三門」、宮崎友禅ゆかりの庭園「友禅苑」、除夜の鐘で有名な「大鐘楼」など、境内各所をライトアップします。
令和6年4月で開宗850年を迎えた浄土宗。
その総本山である知恩院で秋のライトアップを開催いたします。
今年は2024年11月14日(木)から2023年12月1日(日)まで開催し、日本最大級の木造二重門である国宝「三門」、宮崎友禅ゆかりの庭園「友禅苑」、除夜の鐘で有名な「大鐘楼」など、境内各所をライトアップします。
今回も、長年知恩院でのライトアップを担当するAXIZLight[アクシーズライト]が演出・デザインを担当。
歴史ある知恩院の地で、その厳かな雰囲気に先進のデジタル技術が融合した、秋のライトアップをお楽しみいただけます。
国内最大級の木造の門である知恩院の三門。国宝でありながら、知恩院内で唯一外からも見ることが出来る建造物です。
今年の三門の演出テーマは「無我白色」。光における“白”は色合いの全くない光りです。
これらの意味合いを含め、今年の三門は白色の光で仏教の教えの一つである「無我」を表した白色で三門を幻想的に彩ります。また、AXIZ Light(照明デザイナーKITA TOSHI)が京都で初めて考案した“光りの南無阿弥陀仏”は今なお大変高い人気を誇る光りの演出として、2024年秋のライトアップでも登場します。
知恩院三門をくぐった先にある急勾配の階段、男坂。ライトアップ期間には毎度その勾配を生かした立体的で壮大な演出となるこの場所では、今回初登場の「デジタルキューブ」での演出がお楽しみいただけます。最新型デジタルキューブは浮船行灯で作るデジタル庭園の旗艦的に飾られ、知恩院ならではの風情を感じるデザインを映し出す、まさにAXIZ Lightによる最新技術と歴史が融合した京都寺院ライトアップ初となる新感覚の演出となっています。
元祖法然上人の御影(みえい)を祀ることから、「御影堂(みえいどう)」と呼ばれ、俗に「大殿」とも呼ばれる御影堂。御影堂自身が発光しているかのような神々しい幻想的な光に包まれ、その御影堂前には天に昇る大迫力の6本の光の柱。AXIZ Lightライトアップのノウハウや技術を最大限生かした、天との懸け橋かのような光の柱は、人々の祈りに呼応するかのように天を舞い、京都寺院ライトアップにふさわしく、仏教の教えを表した演出となります。
数ある京都寺院の中でも、紅葉の名勝とされている現在の知恩院。
友禅苑の紅葉が特に見事で、宮崎友禅斎ゆかりの庭園で、約200本のもみじが色付きます。
シンプルながら、角度や色彩など、細部に至るまでこだわり抜いたAXIZ Lightライトアップは、なんとも言いえぬ幻想的な空間を創り出し、日中には見られなかったまた違った美しさを堪能できます。
今回は三門、男坂、友禅苑、御影堂の4か所をピックアップしてご紹介させて頂きましたが、その他大鐘楼や女坂、阿弥陀堂など、特別拝観でしか見られない夜の姿が、今回のみの特別演出にて彩られています。
どのエリアも知恩院の美しさを最大限に生かした、京都ライトアップの中でも指折りの、最先端のデジタル技術を生かした幻想的空間となっておりますので、ぜひ足をお運びください。
浄土宗の開祖、法然上人(1133-1212)がお念仏のみ教えを広め、入寂された遺跡に建つ京都の由緒ある寺院、知恩院。正式名称は華頂山知恩教院大谷寺という、浄土宗の総本山。
壮大な境内には法然上人のご尊像を安置する国宝御影堂、日本最大級の木造門国宝三門や七不思議の「鴬張りの廊下」「瓜生石」などが点在している。 特に、重要文化財の大鐘楼は、京都方広寺、奈良東大寺と並ぶ大鐘として知られている。また友禅苑や方丈庭園など、四季折々の風景が楽しめるフォトジェニックスポットも。
公式サイト
https://www.chion-in.or.jp/special/lightup_aut/
※正式な開催情報は公式サイトをご確認ください。
今回も株式会社One Bitの照明演出チームであるAXIZLightがプロデュース。開宗850年の今年だからこそ、仏様への感謝と祈りを込んだ演出を最先端のデジタル技術で実現。陽に照らされた堂々とした姿とはまた一味違う、神々しい光に包まれた知恩院をお楽しみください。