日本文化を夜空から消さないために『花火のチカラ プロジェクト』第2弾<株式会社 若松屋>

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玩具花火、煙火、玩具、雑貨、菓子の企画・製造・販売する株式会社若松屋(本社:愛知県西尾市、代表取締役:佐野泰隆)は、2020年6月9日からスタートした『花火のチカラ プロジェクト』の第2弾として「未来の花火大会応援企画」を2020年6月23日(火)から開始します。

協賛金で今年の「シークレット花火」も打ちあがる

『花火のチカラ プロジェクト』第2弾は、花火大会の中止が相次ぐ中、来年こそは花火大会が開催できるように“花火の力”を通じて未来の花火大会開催を応援する企画です。

今年は新型コロナウイルス感染予防の目的から3月ごろから今年の夏に予定されていた花火大会の中止が次々に発表されました。当社は3月31日に「このままでは多くの花火屋が2020年の花火だけでなく、2021年以降も花火を打ち上げることができなくなるのではないか」と思い、今年の花火を楽しむため、そして今後も日本文化である花火大会を継続していくために、プロジェクトを立ち上げました。

プロジェクト内容は、2種類の商品((1)手持ち花火セット、(2)飴入り玉皮※)を花火業者に卸し、花火業者は、花火主催者に販売をします。花火主催者は、その商品を企業や個人に販売や配布をします。

当社は、各商品1個につき50円を「未来の打ち上げ花火」に協賛していきます。そして、花火大会を開催できなかった代わりに、花火を使って人々の「つながり」を作る企画も準備しました。

  1. 手持ち花火セットは、皆で楽しんでいる写真をTwitter上で共有して楽しむ。
  2. 飴入り玉皮は、玉皮にメッセージを書いた写真をTwitter上に投稿してもらい、花火大会が開催されるときに全国の花火師にその写真を貼り付けて打ち上げてもらう。

ここで集まった協賛資金はこれから開催される「シークレット花火」や、来年以降の花火大会など、「未来の打ち上げ花火」の資金として、各花火業者様に使っていただきます。

(※)玉皮:打ち上げ花火の火薬を詰める、球体の外殻

花火1

7月1日販売プロジェクト第1弾の花火セットは2週間で6万個の受注、医療機関に180万円の寄付が確定

『花火のチカラ プロジェクト』は、第1弾として7月1日から全国小売店で販売する『花火のチカラ プロジェクト』の限定花火セットの出荷数に応じて、当社から医療機関に寄付を行い、購入いただいた方は「NO密レジャー」である手持ち花火を楽しみながら、花火で人々の思いを一つにする企画がスタートしています。

小売店に『花火のチカラ プロジェクト』の商品案内を始めて2週間になりますが、2020年6月14日現在で6万個の受注、1個あたり30円の寄付を行うため、180万円の寄付が確定しています。小売店の方々に本企画の案内を開始した時はパッケージデザインも決まっていませんでしたが、企画に賛同いただき仕入れを決定いただいています。

当社は最終の販売目標数を20万個、目標寄付金額は600万円を目指しています。また、第1弾企画では、8月7日にプロジェクトの参加に対する御礼と“悪疫退散”の願いを込めた花火を打ち上げ、Twitterでライブ配信を行います。

当社は、6月1日に花火業界が1つとなり実施した、全国200カ所で一斉に花火を打ち上げるプロジェクト「Cheer up!プロジェクト」にも参加しましたが、日本の文化である「花火」を守っていくため、そして「花火」で今もなお医療の最前線で戦われている方々へ支援ができればと思い、今回の『花火のチカラ プロジェクト』を立ち上げました。また、この企画を聞いた多くの方から「私も何かできれば」という声も多く、その“何か”の1つになればという思いも企画実行の後押しとなっています。

本プロジェクトを通じて、当社は「花火で人々に感動を与えたい。日本を元気にしたい」という思いを花火に込めて自社だけでなく、花火業界全体で来年の花火を皆で楽しめるよう時間を迎えられることを目指しています。

花火のチカラ プロジェクト

【花火のチカラ プロジェクト】第2弾 概要

(1)プロジェクト第2弾
オリジナル商品「花火の力」を花火業者から主催者に販売

販売開始日
2020年6月23日(火)
セット内容
「手持ち花火」セット
手持ち花火:国産スパーク花火セット13点
「飴入り玉皮」セット
打ち上げ花火の玉皮を使用したオリジナルパッケージに飴玉を入れたセット
価格
各1セット500円(税別・メーカー希望小売金額)

(2)当社より「花火の力」出荷時に商品1セットに対して50円を今年のシークレット花火打ち上げや、未来の花火大会開催に向けた花火代として花火業者に協賛。

(3)「飴入り玉皮」セットの玉皮に“願い事”を書いて、当社公式Twitterに投稿いただいた写真を貼り付けた花火を打ち上げる

セット内容

花火の起源については諸説ありますが古代中国の『狼煙(のろし)』とされています。この時は煙による伝達の手段でしたが、その後火薬の技術発達に伴いきれいな花火になっていったといわれています。

日本では、室町時代頃におもちゃ花火(※)なるものが登場しています。現代の打上げ花火に繋がるものは徳川家康が最初に見たといわれ愛知県三河地方を中心に花火の開発がすすめられました。

夏の風物詩として楽しんでいただいている花火大会の起源は、8代将軍吉宗の時代に慰霊と悪疫退散の意味を込めて行った『隅田川の花火大会』とされ、その流れが各地に広がっていったものと言われています。

※おもちゃ花火:花火業界では「玩具花火」と呼びますが、当社では「おもちゃ花火」と呼び、手持ち花火、地面に置いて楽しむ花火など、個々が自宅や花火を許可されている広場等で楽しむ「家庭用花火」のことです。

若松屋について

当社は、玩具花火(家庭用花火)と煙火(花火大会用花火)と花火全般の企画、製造、販売を行っています。線香花火から尺玉までを作り、取り扱う火薬の量は日本最大級の花火屋です。

当社は「花火」を、多くの人に感動と喜びを提供できる商品であり、「玩具」は子どもたちの豊かな感性を育む商品と考えています。

今後も昭和12年の創業からの信念である「お客様第一」に基づき、「花火」「玩具」などの商品を通じて社会貢献をすることを目指していきます。

花火2

詳しくは株式会社 若松屋ホームページにてご確認ください。


最終更新日
2020-06-19 14:10:00
情報提供元
ジョルダン