肥後細川庭園(東京)
幻想的なライトアップイベントを楽しもう
- 11月下旬~12月上旬
- 公園・庭園
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熊本県は、2015年10月、熊本市とともに、文京区・新宿区との4者間で「文化と歴史を縁とする包括連携に関する覚書」を締結し、細川家や夏目漱石、小泉八雲などの共通する文化を「縁」ととらえ、文化や観光、広報などの分野で相互に連携を図っています。この覚書に基づき、熊本地震以降、様々なご支援をいただいた両区に、これまでの御支援への感謝と熊本の“今”をお伝えするため、2016年から竹あかり等の展示を行ってきました。このたび、3年振りに文京区・新宿区において以下のとおり竹あかり演出を実施します。熊本との絆を縁として灯される幻想的な光をお楽しみください。
肥後熊本藩細川家の下屋敷跡「肥後細川庭園」では、熊本県(知事:蒲島 郁夫)等の協力のもと2022年11月19日(土)~11月27日(日)に3年ぶりとなる「秋の紅葉ライトアップ~ひごあかり~」が開催されます。
庭園の歴史性や熊本との縁を背景に、美しい景観を作り出す池泉回遊式庭園の醍醐味を活かした秋の紅葉ライトアップです。園内にある「ヤマモミジ」「エノキ」「ハゼ」に加え「松の雪吊り」が約140灯のLEDでライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれます。
園路沿いには、半導体受託生産最大手企業の進出にちなみ、熊本県が新たに作成したくまモンのロゴマークを模したもの等、熊本県による竹あかりオブジェが展示されます。また、関口台町小学校と近隣保育園の児童による熊本応援イラストの灯火カップも灯されます。
竹あかりとは、竹に穴を開けてあかり(LEDライト等)を灯す演出のことです。熊本を拠点に、全国各地でその土地の風景を活かした「竹あかり」を灯しつづけている「CHIKAKEN(ちかけん)」によるオブジェが庭園を彩ります。
庭園と周辺施設をボランティアがご案内します。
熊本の和菓子とともに、呈茶を実施します。
※昼の呈茶は通常通り10:00~16:00に実施。
夏目漱石は、明治29年(1896年)、第五高等学校(現熊本大学)の英語教師となり、英国留学するまでの約4年間を熊本で過ごしました。その間、のちに発表する小説「草枕」や「二百十日」の舞台となる地を訪れています。
今年9月に開館から5年を迎えた新宿区の「漱石山房記念館」において、新宿区に御協力いただき、3年振りに竹あかりの展示を行います。
半導体受託生産最大手企業の進出にちなみ、熊本県が新たに作成したくまモンのロゴマークを模した竹あかりオブジェ等を展示します。併せて、漱石縁の模様(猫のシルエットや足跡、髭や帽子モチーフ)の竹あかりも展示します。
※ 令和元年度設置の様子