神代植物公園(東京)
紅葉の時期はかえで園がおすすめ
- 11月下旬~12月上旬
- 公園・庭園
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神代植物公園では、11月上旬から12月中旬にかけて、カエデ類をはじめ園内の木々が次々に色づきます。開園から60年余を経た植物園ならではの、他では見ることのできない紅葉の見所もたくさんあります。ぜひ、ここだけの絶景を見つけてください。
神代植物公園は、植物の種類ごとに園内が約30のエリアに分かれています。また、大きく成長した樹木が多く、武蔵野の風情を残す雑木林もあることから、バラエティーに富んだ紅葉を長期間にわたりお楽しみいただけます。かえで園の「紅葉の絨毯」や流れ沿いに広がるメタセコイアとラクウショウをはじめ、当園スタッフがおすすめする、とっておきの紅葉をご紹介します!
※紅葉の見頃は、天候によって前後する場合があります。
見頃:12月初旬
「かえで園」では多品種のカエデ類が多彩な色の重なりを見せます。季節が進むにつれて色彩も変化します。また、落葉期の一時期だけ、真っ赤な“紅葉の絨毯”が出現します。雨の日には特に美しい光景が広がります。
見頃:11月中旬
「えびね園・あじさい園」の周辺の流れ沿いで、ラクウショウと少し遅れてメタセコイアの林が色づきます。水面に映る姿も幻想的です。
見頃:12月中旬
山中を思わせる築山の頂上付近で、イロハモミジや雑木類の野趣豊かな紅葉が楽しめます。クマザサとのコントラストも秀逸です。
見頃:11月中旬
「さるすべり・ざくろ園」に大木があり橙色の落葉が一面に広がります。すぐ近くで、サザンカの花も一緒に楽しめます。
見頃:12月中旬
雑木林の中で赤いイロハモミジが映えます。ばら園テラスからの眺めと深大寺門付近のすだれ状の大木が見どころ。
見頃:11月中旬
ケヤキの大木が、木ごとに赤や黄色、橙色など様々に色づきます。イロハモミジも色鮮やか。
見頃:11月中旬
黄葉の林内を歩くと、落葉が発するカラメルのような甘い香りに包まれます。
このほか、園内では、イチョウやユリノキ、モミジバフウなどが鮮やかに色づきます。また、かえで園には和の風情豊かなフォトスポットを設置します。思い出作りに一枚いかがでしょうか。さらに、紅葉の見頃に合わせ、園内の「紅葉ガイド」も実施します。日程などの詳細は当園公式ホームページでお知らせいたします。
神代植物公園に隣接する「深大寺」は関東屈指の古刹、秋はカエデなどの木々が色づきひときわ風情があります。参道沿いには約20軒の蕎麦屋が軒を連ね、「深大寺そば」を堪能できます。植物公園は当日限りで再入園ができるので、併せてお楽しみください。
武蔵野の面影が残る園内で、四季を通じて草木の姿や花の美しさを味わうことができます。
この公園はもともと、東京の街路樹などを育てるための苗圃でしたが、戦後、神代緑地として公開されたあと、昭和36年に名称も神代植物公園と改め、植物公園として開園されました。
神代植物公園へ行こう!HP
https://www.tokyo-park.or.jp/jindai/