「2025年第1回 紅葉・黄葉見頃予想」発表 残暑の影響で平年より遅い地域も、東京の紅葉は11月30日見頃に

日本気象株式会社 紅葉見ごろ予想マップ第1回
日本気象株式会社 黄葉見ごろ予想マップ第1回

日本気象株式会社(本社:大阪市、代表取締役:鈴木 正徳、以下 日本気象)は、2025年9月2日に「2025年第1回 紅葉・黄葉見頃予想」を発表しました。北海道から鹿児島までの各都市と全国約700か所の紅葉スポットについて、今年の紅葉(モミジ)と黄葉(イチョウ)の見頃予想を行います。さらに全国約2,900の山について、高度ごとの紅葉見頃予想を提供いたします。

今秋は全国的に気温が高めに推移する影響で、見頃が平年並みか平年より遅くなる見込みです。

すべての地点の紅葉・黄葉見頃予想は、天気防災サイト「お天気ナビゲータ」にて掲載します。

・お天気ナビゲータ「紅葉ナビ」
https://s.n-kishou.co.jp/w/sp/koyo/koyo_top/

・日本気象株式会社Webサイト (2025年第1回 紅葉・黄葉見頃予想)
(日本語) https://n-kishou.com/corp/news-contents/autumn/

(英語)https://n-kishou.com/corp/news-contents/autumn/?lang=en

2025年の紅葉・黄葉見頃予想について

今秋は、全国的に気温が高くなることが予想されています。紅葉・黄葉の見頃時期は以下の傾向となる見込みです。

  • 北日本 紅葉・黄葉:平年並みか平年より遅い
  • 東日本 紅葉・黄葉:平年並みか平年より遅い
  • 西日本 紅葉:平年並みか平年より遅い 黄葉:平年並み

特に札幌や長野などの一部地域では、平年より10日以上遅い紅葉見頃となるでしょう。東京の紅葉見頃は11月30日頃、大阪は12月4日頃となる見込みで、いずれも平年並みの予想です。

北日本

9月は平年よりかなり高め、10月から11月にかけては平年より高めの気温が予想されます。

紅葉時期:平年並みか平年より遅いでしょう

山間部では10月上旬から11月中旬にかけて、平野部では10月下旬から11月下旬にかけて見頃となる見込みです。

黄葉時期:平年並みか平年より遅いでしょう

平野部では11月上旬から11月下旬にかけて見頃となる見込みです。

東日本

9月は平年よりかなり高め、10月から11月にかけては平年より高めの気温が予想されます。

紅葉時期:平年並みか平年より遅いでしょう。

山間部では10月下旬から12月上旬にかけて、平野部では11月下旬から12月中旬にかけて見頃となる見込みです。

黄葉時期:平年並みか平年より遅いでしょう。

平野部では11月中旬から12月上旬にかけて見頃となる見込みです。

西日本

9月は平年よりかなり高め、10月から11月にかけては平年より高めの気温が予想されます。

紅葉時期:平年並みか平年より遅いでしょう。

山間部では11月上旬から12月上旬にかけて、平野部では11月下旬から12月中旬にかけて見頃となる見込みです。

黄葉時期:平年並みでしょう。

平野部では11月中旬から12月中旬にかけて見頃となる見込みです。

日本気象株式会社 紅葉・黄葉見ごろ予想日

日本気象の紅葉・黄葉見頃予想について

紅葉・黄葉は、秋から冬にかけて気温が低下するほど葉の色づきが進んでいきます。気温が低いと色づく時期は早まり、逆に気温が高いと時期は遅れる傾向にあります。そのため、標高の高いところほど見頃の時期は早くなります。また、黄葉は紅葉に比べると比較的早く見頃を迎える傾向にあります。

紅葉・黄葉見頃予想には、モミジ(カエデ)及びイチョウの紅(黄)葉時期を予測する過去の研究を基に開発した、日本気象株式会社独自の予測式を使用しています。紅(黄)葉は、秋の気温の低下に伴って、葉の色付きが進んでいきます。また、イチョウの方がモミジよりもやや高めの温度でも色付きが進むため、見頃時期も黄葉の方が紅葉より早くなる傾向にあります。日本気象では、気温と葉の色付きの関係をあらわした予測式を用いて、地点ごとの紅葉見頃時期の予想を計算しています。

山の紅葉見頃予想は、モミジ(カエデ)があった場合に、標高が上がると気温が下がることも加味して見頃時期を計算したものです。


最終更新日
2025-09-08 16:00:00
情報提供元
ジョルダン(引用元