花火大会が大好きでよく行くけれど、もっともっと楽しみたい！という方向け。加藤煙火株式会社の花火師・加藤さんにインタビューし、通な楽しみ方教えていただきました！
花火師のお仕事Q&A
Q. 花火師ってどんな仕事ですか？夏以外は何をしているのでしょうか。
A. 花火師は、製造業とサービス業、二つの顔を持つ仕事です。秋から春にかけて花火の製造をし、夏には花火の演出や花火大会の運営をします。製造と演出はリンクしており、花火大会での演出をイメージしながら製造を行います。花火大会で使用する音楽を選び、編集をするのも、花火師の仕事です。
■加藤煙火チャンネル「#6 花火屋さーん、冬の間は何してるの？仕込み編」
Q. 苦労する点はどんなところでしょうか
A. やはり火薬を取り扱っているので、安全な作業をすることです。たとえ作業性が非効率であっても、静電気や摩擦、衝撃などが発生しないようにすることを最優先しなければいけません。
加藤さんの考える、花火の通な楽しみ方とは？
好きな花火業者を見つけると、花火観覧は非常に面白くなります。花火は業者によって、「形が美しい会社」「色が明るい会社」「打上げ量が多い会社」など、様々な特徴があります。どの花火業者が好みかも、人によって様々です。
そして、この「好きな会社」を見つけやすいのが、競技大会でもあります。花火大会は全国各地で開催されていますので、旅行も兼ねて好きな会社の運営している花火大会を観に行く花火ファンの方も多いです。
■加藤煙火チャンネル「#11 花火大会の選び方2 担当花火業者で選ぶ」
通な楽しみ方は”好きな花火業者を見つけること”！「綺麗だなー」で終わらせず、「この綺麗な花火はどこの業者のだろう？」まで踏み込むことで、１つ１つの花火がより輝いて見えるかもしれませんね！