第4回花火甲子園(愛知)
秋の夜空を、彩りと轟音で魅了する!全国競技花火大会!
- 2024年11月9日(土)
- 県内19位
- ラグーナビーチ(大塚海浜緑地)
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東京オリンピック、パラリンピックの開閉会式の為に、世界に誇る芸術花火を打ち上げることを目指して日本各地の花火名人をひとつのチームとして結成をした一般社団法人 日本花火推進協力会(本部東京都中央区、代表理事・会長:小勝敏克)(以下 日本花火推進協力会)は、2022年11月12日に愛知県蒲郡市で開催される、第2回花火甲子園の中において、日本博『みんなの花火』を開催いたします。
シンガーソングライターの森圭一郎(以下森氏)と日本花火推進協力会の岩野成(以下岩野)の出会いは、NPO法人バリアフリー協会を通してでした。
今回の『みんなの花火』を進めるにあたって、日本全国の障害を持っている方と楽しめる花火大会を作りたいと相談をしたところ、紹介されたのが森氏でした。
花火大会において曲を流して花火をあげるということは通常に行われていることですが、これらは全て既存の曲に対して花火師が花火をあげるという方法でした。
今回森氏への依頼は「一緒に花火を打ち上げましょう!」ということでした。
それも、既存の曲をアレンジしてということではなくゼロから作曲をして下さいという内容でした。それは今までの花火大会では聞いたことがないチャレンジでした。
当日の様子は日本花火推進協力会のYouTube『一般社団法人日本花火推進協力会』にて生配信。
https://www.youtube.com/channel/UCTtLlCjlaYMZZN-mWf2gG-Q
花火甲子園の競技大会プログラム中に1回3分程度のスターマインを3回行います。
1回目 19時40分頃 森氏と徳之島ひまわり会のコラボレーション
2回目 20時00分頃 『光の花』の生演奏と花火の競演
3回目 20時30分頃 来日アーティストの生歌にのせて
森氏は夜空に咲く花火と、見ている人たちが笑顔になることをイメージして曲を作り、岩野は花火の起承転結をイメージしながら修正の依頼を続けました。時間を重ねるごとにプロ同士で行うスクラップ&ビルドは徐々にいい化学変化をもたらしました。
完成した曲のタイトルは『光の花』
当日当会場において打ち上げを担当するのは株式会社若松屋の葛西喬介(以下葛西)と久米浩矛(以下久米)です。出来上がった曲を聴きながら森氏、葛西氏、久米氏で花火のイメージをすり合わせる作業を行いました。長年花火を打ち上げている花火師にとっても、曲を作った本人からどういう意図でこういう曲になったのか?どういう意図でこういう歌詞になっているのか?を直接聞くのは初めてでした。
新しい花火の取り組みとして、五感で楽しめるコンテンツを準備しました。また、それを世界に生配信することにより、少しでも多くの笑顔を世界に届けられればと願っております。
・視覚・・・花火と伝統着物のコラボレーションで映え写真の撮影
【有松絞商工協同組合】
日本の伝統工芸の着物文化を花火と共に世界に広めていきます。
・聴覚・・・アーティストの生歌に合わせてあげる花火
【森圭一郎、ベ・ウンジュ(韓国)】
森圭一郎:前述参照
ベ・ウンジュ:韓国よりこの日のために来日して、日本から世界に歌声を届けてくれます。
・触覚・・・触れることができない遠隔地の方と来場のお客さんのふれあい
【オリィ研究所、徳之島ひまわり会】
オリィ研究所:分身ロボット『OrihimeD』を使い、現地に来ることができない障がい者の方にも参加いただきます。
徳之島ひまわり会:森氏が会長を務める『徳之島ひまわり会』の子たちと中継を結び、徳之島から蒲郡に歌声を届けます。
・味覚・・・障がい者の方々が作ったチョコレートの販売
【QUONチョコレート】
QUONチョコレート:企業理念の『誰も置き去りにしない社会を。誰も置き去りにされない世界を。』はまさにみんなの花火そのものです。
・嗅覚・・・リアル開催の会場で感じる火薬の匂い
【第2回花火甲子園】
花火甲子園:全国の花火師が腕を競い合います。
シンガーソングライター
中学の時バンドを組み、歌い始める。16歳の時に事故にあい以後車椅子生活になった。19歳の時にギターを始め、ソロで音楽活動スタートした。25歳の時に1st CDをリリースしてデビューをした。その後日本縦断、アメリカ横断ツアー等を行い、国内外問わず活動している。ゴールドコンサートではグランプリを受賞 NHK Eテレ「ストレッチマンパープル」など幅広い活動をしている。
ミュージシャン
肢体障害をかかえながら音楽活動をしてる傍ら、「韓国障害者文化芸術団体総連合会」の常任代表も務める。韓国を中心に、音楽を通して障がい者の方々が住みやすい世の中になるよう日々活動をしている。
「人類の孤独をリレーションテックで解決する」をミッションとし、遠隔操作でありながら「その場にいる存在感」を共有できる分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」の製造を中心とし、分身ロボットカフェDAWNの運営などのOriHime関連サービス、他に意思伝達装置や就労支援サービスなどを手がけています。
国内に40店舗57拠点を展開するニッポンのチョコレートブランド。
350名は障がいのある方々や、100名以上の子育て中の女性や、悩みを抱える若者たち、LGBTQの方々など、凸凹多様な方々がメインショコラティエとなるのが特徴。様々な方の就労の場と所得の向上を目的としながらも、社会貢献ブランドではなく、トップチョコレートブランドを目指している。
徳之島は、鹿児島本土から460キロ南にある小さな島です。
その徳之島で保育園の園長をしている幸多健次(以下健次にい)を中心にひまわり会はあります。島で障がいをもって生まれると、特別支援学校に行くために家族と離れて鹿児島本土に渡るか、家族全員で島を離れていくか、家にこもっているかの選択肢しかありませんでした。幼稚園や小学校に入れてもらう為にも、保護者同伴だったりとても厳しい状況でした。
どうにかこの現状を知ってもらい、徳之島に支援学校を設置できないかと思い作られたのが、『徳之島ひまわり会』です。
2008年に森氏と出会ってから一緒に様々な活動をしておりますが、まだ夢がかなっている状態ではありません。ただ、森氏と出会って活動の幅が広がったことにより、子供たちには笑顔が触れてまいりました。そしてこれからも夢に向かって笑顔で進みます。
有松絞りは、愛知県名古屋市にある有松地域を中心に生産される絞り染めです。江戸時代に、旧東海道を行き交う旅人の土産物として人気となりました。有松絞りの特徴はその絞りの技法の多彩さにあります。職人それぞれが得意な技法を持ち、その数は100種類以上あると言われています。
有松の町は、慶長13年東海道筋に生まれた町であり有松絞りの開祖竹田庄九郎初め8名の移住者によって誕生。有松の町の特色は約400年絞り生産を一貫して業とし、町全体が絞り業者のみで形成されて来たために、江戸時代の町家建築が昔のまま数多く残されています。
19歳で悪性リンパ腫を発症。生きる感覚の表現の先に花火と出会う。
花火は解釈の自由度が高く、誰しもの心に触れられる力を秘めている。花火を待ちわびる気持ちを高めて誰かの生きる力になること、この伝統文化を未来永劫に伝承する為に作品を創る。
(一社)日本花火推進協力会 事務局長 / (株)日本橋丸玉屋 専務取締役
株式会社若松屋(一般社団法人日本花火推進協力会 会員)所属の花火師。
愛知県内の花火大会を中心に企画・演出を主に担当。たくさんの人を喜ばせる仕事がしたいと花火師になることを決意した。地域の子ども達へ花火の楽しみ方などの教室を行ったりと、花火を打上げる以外でもたくさんの人が喜んでもらえるよう精力的に活動している。
『令和4年度日本博イノベーション型プロジェクト~』として、日本博は、「日本人と自然」を総合テーマに、縄文時代から現代まで続く「日本の美」を体感する美術展・舞台芸術公演、芸術祭などを、年間を通じ、全国各地で展開するプロジェクトです。文化庁、日本芸術文化振興会、関係府省庁、全国の文化施設、地方自治体、民間企業・団体等が連携して、各地域が誇る様々な文化芸術の振興を図り、その多様かつ普遍的な魅力を国内外へ発信し、次世代に伝えることで、更なる未来の創生を目指します。
日本博公式ウェブサイト: https://japanculturalexpo.bunka.go.jp/
東京の花火会社が中心となり、日本各地の花火名人と一つのチームを結成しました。東京オリンピック、パラリンピックを中心に、晴れの舞台で世界に誇る日本の花火実現のための推進活動及び、日本の花火文化を継承・発展させるための様々な普及促進活動を目的としています。
法人名:一般社団法人 日本花火推進協力会
代表者:代表理事・会長 小勝敏克
住所:東京都中央区日本橋本町4-5-12
設立:2016年7月21日