金鱗湖(大分)
由布院を代表する観光地で目が覚めるような紅葉を楽しむ
- 11月上旬~中旬
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日本新三景、国指定名勝、日本遺産の3大タイトルに輝く耶馬溪。耶馬溪ダムの完成記念でつくられた「溪石園(けいせきえん)」は、100種3万1000本以上の樹木と池、岩、滝などが見事な調和を見せる日本庭園です。光と影が織り成す四季折々の自然の美しさを堪能することができます。
湖に神秘的な鳥居が建つ、由布市を代表する観光名所です。清水と温泉が流れ込んでおり、年間を通して水温が高いため、冬の早朝には湖面から湯気が立ち上る幻想的な光景を見ることができます。ほとりには天祖(てんそ)神社があり、境内の御神木の大杉は天然記念物にも指定されています。
九酔渓の絶景は、九重ICからやまなみハイウェイへとつながる県道を進んだ場所にあります。約2キロにわたって断崖絶壁が続く曲がりくねった渓谷は紅葉の名所です。峠の展望台までいくと、カエデやイチョウなどの原生林が色づいた美しい渓谷を一望できるため、毎年多くの観光客が訪れます。「九重“夢”大吊橋」や、九酔渓温泉など近隣観光スポットも充実しています。
臼杵市の名勝に指定された白馬渓は臼杵川上流の支流にある渓谷です。秋の紅葉は清流を虹色に染め、訪れた人々を魅了します。紅葉の名所がある大きな池までは高低差があり、葉が色づく時期に差が生まれるため、道を奥へ進みながら紅葉のグラデーションを楽しむことができます。
富貴寺は、平安時代に宇佐神宮大宮司の氏寺として開かれた由緒ある寺院です。中でも国宝に指定されている富貴寺大堂は、宇治の平等院鳳凰堂、平泉の中尊寺金色堂と並ぶ日本三阿弥陀堂のひとつであり、現存する九州最古の木造建築物です。堂内に収められた本尊の阿弥陀如来像も国重要文化財に指定されています。境内一面が紅葉で染まる姿は圧巻の美しさです。
玖珠郡九重町から竹田市北部にかけて広がる「くじゅう連山」。九州本土最高峰の中岳をはじめ、標高約1,700m級の山々が連なっており、“九州の屋根”とも呼ばれています。なかでも大船山(たいせんざん)は雄大な山容で登山者を魅了するくじゅう連山の東の主峰です。山頂にある御池(おいけ)は、くじゅう随一の紅葉の名所であり、ドウダンツツジなどの樹々が山肌とともにその湖面も真っ赤に染め上げます。