旧古河庭園(東京)
和洋が見事に調和された庭園で紅葉を楽しむ
- 11月中旬~12月上旬
- 公園・庭園
旧古河庭園では、紅葉の季節に合わせ「紅葉とバラ、和と洋の秋」を11月8日(土)~12月7日(日)の期間に開催いたします。

美しく色づいた紅葉とともに秋バラもお楽しみいただける都内でも珍しいスポットです。和と洋が調和した旧古河庭園の趣ある秋景色と日本の伝統文化の共演をぜひご覧ください。皆様のご来園をお待ちしております。


1.日時
令和7年11月8日(土)~12月7日(日)9時~17時(最終入園は16時30分)
2.内容
(1)秋を彩る演奏会 ※雨天中止
日時: 11月22日(土)12時、15時(各回約30分)
場所: 芝生広場
演目: 筝独奏
観 覧 料: 無料(入園料別途)
事前申込: 不要(芝生広場にて自由観覧)
※雨天中止の場合は、旧古河庭園公式X(旧Twitter)にてお知らせします。
(2)臨時売店「ローズガーデンマーケット」 ※荒天中止
日時: 期間中の毎日 10時~16時
場所: 芝生広場アプローチ部分
内容: 旧古河庭園関連商品やバラグッズ等を販売します。
※各店舗の出店日程の詳細は決定次第、
旧古河庭園公式HP及び公式X(旧Twitter)にてお知らせします。

(3)庭園ガイド ※雨天中止
日時:
【月・金】 各日14時 <会期中のみ特別開催>
【土・日・祝】 各日11時、14時 <7・8月以外定例開催>
※各回約60分
集合: サービスセンター前
内容: 庭園ガイドボランティアが紅葉した日本庭園を中心にご案内
参 加 費: 無料(入園料別途)
※予約不要。上記時間にサービスセンター前に集合ください。
※ガイド1名あたりの参加希望の方が20名を超えた場合、ガイド中の安全確保のため、参加をお断りすることがございます。

当園は武蔵野台地の斜面と低地という地形を活かし、北側の小高い丘には洋館を建て、斜面には洋風庭園、そして低地には日本庭園を配したのが特徴です。この場所はもともと明治の元勲・陸奥宗光の邸宅でしたが、次男が古河財閥の養子になったのち、古河家の所有となりました。古河家三代目当主・古河虎之助の手によって造られたこの庭園は、ジョサイア・コンドル設計の洋館と洋風庭園、京都の庭師・植治こと小川治兵衛が作庭した日本庭園があります。数少ない大正初期の庭園の原型を留める貴重な存在で、伝統的な手法と近代的な技術の融和により、和洋の見事な調和を実現している秀逸で代表的な事例となっています。また、現存する近代の庭園の中でも、極めて良好に保存されている数少ない事例として重要であることから、平成18年1月26日に国の名勝指定を受けました。