西之丸庭園(紅葉渓庭園)(和歌山)
都会の喧騒を忘れる静まり返った空間
- 11月下旬~12月上旬
- 公園・庭園
- 社寺
和歌山城の中に広がる国の名勝「西之丸庭園(にしのまるていえん/通称 紅葉渓庭園)」は、江戸時代のはじめに紀州徳川家の初代・徳川頼宣によってつくられた池泉回遊式の庭園です。秋になると、赤く色づいた紅葉が池に映り込む“逆さもみじ”が見られ、訪れる人を魅了します!ゆったりとした時間が流れる庭園は、静かに和の風情を感じられる人気の観光スポットです。庭園の北側にある茶室「紅松庵(こうしょうあん)」では、抹茶と地元和歌山の和菓子を味わいながら、間近に紅葉を楽しむことができます。紅葉と抹茶、そして和歌山城を一度に楽しめる場所として、人気のスポットです!


西之丸庭園は、内堀を池に見立てた独特の構造が特徴。四季折々の彩りが水面に映り込みます。なかでも、秋は通称「紅葉渓(もみじだに)庭園」と呼ばれるにふさわしい、紅葉と石垣、白壁が織りなす絵巻のような美しさ。にぎやかな街中とは違う、静かなひとときを味わえます。庭園の中心にある池には、釣殿風の「鳶魚閣(えんぎょかく)」や舟形の「御舟石」が配置され、紀州産の青石を用いた石組が彩りを添えており、和歌山の歴史と風景を一度に楽しめます!

庭園北側にある茶室「紅松庵」は、苔むす庭と紅葉の風景が窓いっぱいに広がり、まるで一幅の絵画の中にいるようなひとときを楽しめます!提供される抹茶と和菓子(有料)は、上品な味わいで、庭園散策の小休憩にもぴったり!秋には、真っ赤に染まる木々を借景に、静けさの中でお茶を味わう時間が格別の体験となります!日常を少し離れて、心を落ち着かせる和のひとときをお楽しみください!

西之丸庭園を起点に、城内を巡る「光の回廊」が広がり、紅葉と光が重なり合う幻想的な景色が和歌山城を包み込みます。昼は鮮やかな紅葉、夜はライトアップの輝きと、昼夜でまったく違う表情を楽しめます。観覧のあとは、城下町で少し寄り道。和歌山ラーメンや新鮮な海の幸など、地元の味をゆっくり味わいながら、秋の夜の余韻をお楽しみください!
所在地 : 和歌山城公園内(和歌山市一番丁3)
開催期間 : 通年
開催時間 : 日没~午後11時まで
入場料 : 無料(天守閣入場料:大人410円、小人200円/土曜は小中学生無料)
主催 : 和歌山市