江戸から昭和へ移りゆく景色を幻想的な花々と輝きで彩る!小金井公園「花と光のムーブメント~刻を紡ぐ夏の浪漫~」点灯式&内覧会レポート
この夏、小金井公園では「刻を紡ぐ夏の浪漫」をテーマに、立体花壇やプロジェクションマッピングなどを活用した点灯イベント「花と光のムーブメント」を2025年7月18日(金)~8月3日(日)の17日間にわたって開催。東京都が推進する「花と光のムーブメント」は、都立公園に大規模な花壇を創出し、四季を通じた花と光の演出を通じて公園の新たな楽しみ方を届けることを目的とした取り組みです。先駆けて7月17日(木)に内覧会およびイルミネーション点灯式が行われたので、見どころをたっぷりご紹介します。

江戸ゾーン「魅せる江戸の納涼」:江戸東京たてもの園前広場
江戸の夏を象徴する朝顔や、たくさんの風鈴などで彩られた「光の回廊」が遠路の両側に登場。風が吹けば風鈴が揺れ、涼やかな音色が夏の涼を感じさせます。園内の照明はただ煌々と光るだけでなく、揺らぎの演出を施すことでまるで江戸時代の照明を思わせるような雰囲気を演出しています。光が装飾のように揺らぐことで、より風情ある空間が広がります。
広場正面に位置する旧光華殿では、夕暮れと夜間で異なるプロジェクションマッピングが展開されます。
- 17:30~19:30:電車や花火をモチーフにした視認性の高いレーザー演出
- 19:30~21:00:色鮮やかな花々が建物から飛び出し、周囲の木々をキャンバスに変える映像演出
ひまわりや朝顔、花火など、“花と光”にこだわった映像が投影され、屋根には風鈴、SL機関車やひまわり畑などの情景も。没入感のある演出で来場者を魅了します。
「光の回廊」の案内板にある2次元コードをスマートフォンで読み取ると、AR花火がカメラ越しに打ち上がる体験も可能です。ぜひ合わせてお楽しみください。
江戸ゾーン「万花繚乱の浮世」宿根草園立体花壇
ピンクやホワイトの花々で屏風を表現した立体花壇や、寒色・暖色の彩り豊かな花手水が並ぶ宿根草園。朝顔のアーチからはミストが噴射され、見た目にも涼やか。ミストの水量がとても多く、通り抜けるだけで一段と冷ややかになります。猛暑や熱帯夜でも快適に観賞できそうです。
夜間になると、花壇全体に青色系のイルミネーションが灯り、水面に浮かぶような幻想的な景色が広がります。
明治ゾーン「和魂洋才の幻想庭園」東屋
文明開化により和と洋が交差する明治時代をイメージした演出が特徴。日中は色彩豊かなステンドグラスと赤い絨毯が雰囲気を演出し、夜はガス灯をイメージしたほんのり灯る明かりとステンドグラスを模したライト照射で幻想的な雰囲気に変わります。東屋内は、ベゴニアやトレニアなどの夏の花やシダ植物を組み合わせたハンギングフラワーで装飾され、昼夜問わず写真映えのする空間となっています。夜になると宝石のように煌めくライト演出が見どころです。
また明治ゾーンでも2次元コードを読み取ることで、ホタルが浮かぶような幻想的なARフォトフレームも体験できます。
大正・昭和ゾーン「タイムトラベル大正浪漫」蒸気機関車展示場
ひまわり畑を疾走するイメージで装飾された蒸気機関車はまさに大正浪漫そのもの。緋毛氈が敷かれたSL階段や車輪から吹き出すミストは、まるでSLが息をしているかのような臨場感を与えます。SL展示場の看板前には夏のイメージのあるひまわりを使用したフォトスポットが設置され、記念撮影に最適です。
SL機関車のライトアップは、緑、青、黄色の4色での常時点灯に加え、虹色に輝くショータイム演出など多様な変化を盛り込んでおり、没入感のあるフォトスポットとして楽しめます。特に前から後ろに光が流れる演出は、機関車が走っているような動きを表現しています。
- 蒸気機関車展示場の開場は期間中の土日祝10:00~21:00。期間外は柵の外からの見学となります。
デジタルスタンプラリーやイベント限定スイーツを楽しもう!
会場に点在するスタンプラリーをすべて集め、アンケートに回答した方のうち、先着1,500名にノベルティをプレゼント。ひまわりの種やイベントをイメージしたクリアうちわ、夜間に大活躍間違いなし光るブレスレットをセットにしたノベルティです。特にうちわは可愛いデザインで、暑い夜にもぴったり。
たてもの園広場の向かいにある「そば茶屋さくら」ではイベント限定のスイーツが販売されます。どれも片手で持てるもので会場巡りもご安心。朝顔かき氷ソフトは花の紫をイメージした巨峰のアイス+かき氷で、口に広がる甘酸っぱ~い甘さが夏にピッタリ。シロップがたっぷりなので、最後の一口までベリーを味わうことが出来ます。
いかがでしょうか。特に注目すべきは、8月2日・3日のラスト2日間。隣接する「江戸東京たてもの園」の夜間開園イベント「下町夕涼み」と同時開催され、毎年約8,000人が訪れる人気企画です。花と光のムーブメントと合わせて、子供たちの夏休みが始まる時期に夕涼みを楽しみながら、より多くの人々に小金井公園の魅力を知ってもらう機会となることが期待されています。
歴史的な建造物と現代の技術を融合させたプロジェクションマッピング、四季折々の花々を彩るイルミネーション、そして参加型のAR体験など、多角的なアプローチで公園の楽しみ方を広げる「花と光のムーブメント」は、多くの人々にとって夏の夜を彩る特別な体験となるでしょう。
小金井公園「花と光のムーブメント」開催概要
- 会期
- 2025年7月18日(金)~8月3日(日)
- ライトアップ時間
- 各日17:30~21:00
- 開催場所
- 都立小金井公園内
- (たてもの園前広場、宿根草園、蒸気機関車展示場等)
- 料金
- 入場無料
小金井公園について
玉川上水沿いに位置した、面積約80ヘクタール(日比谷公園の5倍、上野恩賜公園の1.5倍)の広大な公園です。この公園は広々とした草地、それを取り巻く雑木林、桜の園、わんぱく山、弓道場、SL(C57)展示、16面のテニスコートと内容豊かな公園です。この公園の前身は、昭和15年の紀元2600年記念事業で計画された小金井大緑地です。戦後、東宮仮御所に使用され、また農地解放により4割を失いましたが、29年に都市公園として開園されました。
所在地
小金井市桜町三丁目、関野町一・二丁目、小平市花小金井南町三丁目、西東京市向台町六丁目、武蔵野市桜堤三丁目
交通案内
JR中央線「武蔵小金井」から
西武バス「小金井公園西口」下車
関東バス「江戸東京たてもの園前」・「小金井公園前」・「スポーツセンター入口」下車
JR中央線「東小金井」からCoCoバス「小金井公園入口」・「たてもの園入口」下車/西武新宿線「花小金井」から西武バス「小金井公園西口」下車
◇駐車場(有料・24時間)
※土・日・祝日のご来園は、五日市街道が渋滞しますので、公共交通機関をご利用ください。
※公道での小金井公園駐車場への入庫待ちはご遠慮くださいますよう、お願いいたします。また、混雑状況により、入庫規制をさせていただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。
◇問い合わせ先
小金井公園サービスセンター
〒184-0001 小金井市関野町1-13-1
042-385-5611
◇小金井公園公式HP
https://www.tokyo-park.or.jp/park/koganei/index.html
◇小金井公園公式X(旧Twitter)
@ParksKoganei https://x.com/ParksKoganei





















