豊橋祇園祭(愛知)
戦国時代から続く伝統花火が、夜空に一気に噴き上がる
- 2024年7月19日・20日
- 県内9位
- 吉田神社境内(19日)、豊川河畔 吉田大橋~豊橋間(20日)
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令和2年11月3日に愛知県豊橋市で開催した、無観客手筒花火企画「47都道府県に届け!豊橋から手筒花火でエール!」。その様子を動画配信し、日本全国へ「エール」を送ります!
新型コロナウイルスの影響により、毎年9月に開催していた国内最大規模の手筒花火大会「炎の祭典」が中止となりました。しかし、主催者の「豊橋の伝統文化である手筒花火を用いて何かできないか?」という想いと、手筒花火が元来「無病息災・悪疫退散」を願う神事として放揚されてきた歴史を回顧し、コロナ禍に打ち勝とうとしている豊橋市・日本全国へ「エール」と「願い」を込め、令和2年11月3日に「無観客での・無観客でしかできない」手筒花火放揚を開催いたしました。
その様子を、特殊な機材で8K撮影・編集し、このたび下記のとおり動画配信をいたしました。豊橋からの「エール」を、ぜひ受け取ってください。
無病息災・悪疫退散を願い、手筒花火47本を4回に分けて放揚し、日本全国47都道府県へ向けて「エール」を送りました。特に、24本の一斉放揚は、無観客だからこそ実施可能な大迫力の放揚風景となりました。噴き出る炎の中を突き進む、バギー搭載カメラによる映像は圧巻です。
ヨウカン手筒花火(片手持ちの小型手筒花火)の47本一斉放揚で、縦65m×横97mの、巨大な日本国旗「日の丸」を表現しました。上空からドローンカメラで撮影した、「火柱による”日の丸”」は初の試みであり、日本人の心を揺さぶる映像を目指しました。
主催:炎の祭典実行委員会
企画・運営:豊橋商工会議所、豊橋商工会議所青年部、三河伝統手筒花火連合会
手筒花火は、愛知県豊橋市が発祥の地と言われている、愛知県東部・東三河地域の伝統的な花火です。縄を巻いた、長さ1mほどの竹筒に火薬と鉄粉を詰めて作られており、無病息災、悪疫退散、五穀豊穣などを祈る奉納行事として豊橋市内の数多くの祭礼で放揚されています。
また、この手筒花火は、竹の切り出しから火薬の仕込み、詰め込みまで、揚げ手が自らすべて行うことも習わしになっています。
点火後、揚げ手が竹筒を両手でしっかりと抱えるように持ち、全身に火の粉を浴びながら10mにも及ぶ巨大な火柱を上空に噴出させます。そして、最後に「ハネ」と呼ばれる炎と爆発音が花火の放揚を締めくくります。
この地域固有の手筒花火を大規模な「花火イベント」として、エンターテイメント性を持たせて構築したものが「炎の祭典」です。豊橋商工会議所を中心とした「炎の祭典実行委員会」を組織し、毎年9月に豊橋球場を会場として、遠方からも多くの観客を集めて開催しております。
47都道府県に届け!豊橋から手筒花火でエール!(8K)
https://youtu.be/G61lHkQ0Fu8
(豊橋商工会議所青年部YouTubeチャンネル)