新宿御苑の桜開花情報<2021年>
さくらの名所として知られる「新宿御苑」の桜を観察し、開花情報をお知らせしていきます。東京の桜開花にも目安として、ご利用ください。
こちらのページは2021年度の記事となります。最新の情報はこちらをご参照ください。
開花情報 2021年4月6日(火)
暖かいより「暑い」日が多かった最近ですが、今日はぐっと寒い日となりました。風も冷たく、昼間でも上着が必要ですね。これで平年並みの気温のようですが、気温の変化で体調を崩さないよう気を付けたいところです。
新宿御苑の桜は現在八重桜が満開、見頃となっています。桜シーズンの後半で咲く、濃いピンク色の八重桜「関山(カンザン)」が満開になり、苑内では様々な場所で満開の八重桜を楽しむことができます。特に中の池付近には関山の桜並木があり、八重桜を楽しむには最適の場所です。








バラ花壇・整形式庭園付近にはひときわ大きな「福禄寿(フクロクジュ)」があり、こちらも満開。花弁も他の桜に比べてとても大きく、大変見ごたえのある八重桜となっています。
最後に、本年の新宿御苑の桜レポートは今回で終了させていただきます。今年も新型コロナウィルス感染症の影響が大きく、ルールの範囲内でのお花見となりました。ただただ事態の早期終息を願いばかりですが、来年また素晴らしい桜が楽しめるよう期待しましょう!

冒頭にもあります通り、新宿御苑では混雑緩和及び新型コロナウィルス感染症の感染拡大防止のため、4月25日(日)まで入園に事前予約が必要となります(乳幼児・年間パスポート所持者・身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と介助者の方を除く)。また園内における飲酒の禁止や同居している家族間又は4人以下に限っての飲食など、感染防止対策へのご協力をお願いしております。
詳しくは新宿御苑ホームページにてご確認ください。
開花情報 2021年3月30日(火)
今日も20℃を超える気温、と天気予報が出ており、ここのところ春とは思えない暑さが続いています。しばらくは同じような気温・天気が続く予報なので、体調管理に気を付けたいところです。
現在の新宿御苑の桜はまだまだ満開、見頃となっています。ですが桜の花びらが舞うときもしばしばあり、散り始めているソメイヨシノもあるようです。また前回までの間に1度雨が降ったこともあってか、地面には桜のじゅうたんが広がっています。
八重桜の開花もぐんぐん進んでいます。管理事務所前などで見られる一葉(イチヨウ)は5~6分咲き、中央休憩所付近で見られる長州緋桜(チョウシュウヒザクラ)はほぼ満開の状況です。また遅咲きの八重桜「関山(カンザン)」や「鬱金(ウコン)」の開花も確認できました。関山は花弁が大きく、濃い紅色をした特徴の八重桜、鬱金は初め緑色の花がだんだんとピンク色に変わる桜です。
その他、桜園地のそばにあるつつじ山でもつつじが開花したり、今年植え替えられた桜の若木たちも花をつけ春真っ盛りの新宿御苑になっています。
開花情報 2021年3月26日(金)
今日の新宿は、来園時には厚い雲に覆われ、帰宅時には時折強い風が吹く不安定な天気でした。日曜日は雨の予報が出ていますので、桜の観賞はいい天気の予報が出ている明日土曜日がよいかもしれません。
さて、新宿御苑の桜は現在どこを切り取っても満開!見頃となっています。






一部の八重桜、一葉(イチヨウ)や長州緋桜(チョウシュウヒザクラ)の開花が確認できました。ここ数日の暖かさで、八重桜の開花も進んでいるようです。
開花情報 2021年3月23日(火)
約3か月と長かった臨時休園を抜けて、本日3月23日(火)、新宿御苑は再開園となりました!芝生に緑が増え、また本格的な桜シーズンを迎えた春爛漫な新宿御苑を、今年も楽しむことができますね。もちろん、来園の際は感染対策を忘れずにしましょう。
さて、新宿御苑のソメイヨシノは現在3~5分咲き。場所によってはほぼ満開のところもあり、特に桜園地ではソメイヨシノの他に大島桜(オオシマザクラ)や紅豊(ベニユタカ)など様々な桜を楽しむことができます。
遅咲きが多い八重桜も少しずつみられるようになりました。真白い大きな花が特徴の白妙(シロタエ)はすでに見頃を迎えており、パンフレットMAP E9付近の一葉(イチヨウ)や中央休憩所付近にある長州緋桜(チョウシュウヒザクラ)のつぼみも色づいています。
開花情報 2021年3月16日(火)
今日は最高気温22℃と5月上旬並みの暖かさ。長袖シャツ1枚でも汗ばむ陽気でした。
ここ数日暖かい日が続いているためか、新宿御苑では本格的に桜シーズンがスタートしました。開花基準木であるサービスセンター前のソメイヨシノで5輪以上の開花が確認でき、新宿御苑の開花が認められました(環境省HPへ)。基準木からほど近い、MAP E8付近のソメイヨシノでも開花が進み、1~2分咲きにまで開花していました。
桜園地や高遠小彼岸の植樹群など、苑内の様々な場所で早咲きのヒガン桜や陽光などが見頃を迎え、春の雰囲気を作り出しています。特にMAP E5付近のしだれ桜が満開、すぐ近くの高遠小彼岸(タカトオコヒガン)も5分咲き以上になっており、桜の丘のようになってきました(写真右)。この写真の咲いていない桜は「大島桜(オオシマザクラ)」。ここが咲くと満開の桜に囲まれた素晴らしい景色になります。
桜園地では「陽光(ヨウコウ)」や高遠小彼岸、大島桜が開花し始め、その名に恥じない桜の園になってきました。陽光はMAP E1やMAP N15の新宿門付近などでも見られ、濃いピンクの可愛らしい姿を楽しむことができます。
開花情報 2021年3月9日(火)
今日は外出してすぐに天気雨がザーッと降り、すぐに止んだあと冷たかった空気がすぐに暖かくなるなど、不思議な天気の東京です。天気や気温の変化で体調を崩さないよう注意が必要ですね。
新宿御苑の桜はぞくぞくと開花が始まっています。以前からお伝えしている翔天亭前の寒桜もまだまだ見頃、新宿御苑サービスセンター前の「啓翁桜(ケイオウザクラ)」が5分咲きとなっています。寒桜の方は落花が進み、木の下は桜のじゅうたんが広がっていました。
中の池付近の修善寺寒桜も落花が始まっていますが、まだまだ見頃となっています。その近くにある新宿御苑MAPのE5付近の「高遠小彼岸(タカトオコヒガン)」の開花が進み、現在1分咲き。陽の当たりやすいところから固まって開花がスタートしています。
高遠小彼岸とともに、早咲きの桜である「陽光(ヨウコウ)」と「大島桜(オオシマザクラ)」も開花。陽光は濃いピンク色、大島桜は真白い色の花が特徴で満開時にはとてもきれいな景色を作り出します。
最後に、園内のソメイヨシノで早咲きのものの開花を1輪だけ確認。他のつぼみも花開くのはもうすぐといったところでしょうか。昨年は緊急事態宣言で記事が中止となったため、一昨年と比べてみると、1週間程開花が早い状況です。明日明後日と暖かい日が続く天気予報なので、どんどん開花が進みそうですね。
開花情報 2021年3月3日(水)
昨日の雨は上がり、晴天になったものの、昨日以上に冷たく強い風が吹いている新宿です。風がなければ暖かい気持ちいい天気だと思うのですが、一段と冷え込んでいるように感じます。
ただ暖かい日が続いており、桜の開花もどんどん進んでいます。レストランゆりのき前の河津桜はほぼ葉桜の状態、梅を楽しむ時期になっています。
翔天亭付近の寒桜はまだまだ見頃。また、中の池付近の修善寺寒桜は現在満開を迎えています。昨日の荒天で外に出られなかったためか、今日の青空で鳥たちがたくさん姿を見せていました。
新宿御苑MAPのE5付近「高遠小彼岸(タカトオコヒガン)」が1輪だけ開花しているのを発見。昨年とほぼ同様の開花状況です。その近くにあるしだれ桜のつぼみが色づき、こちらも来週までには開花しそうです。また早咲きの、濃いピンク色の花が特徴の「陽光(ヨウコウ)」のつぼみも大きくなっており、こちらの開花も楽しみな状況になっています。


桜園地に「薄墨桜(ウスズミ)」や「長州小彼岸(チョウシュウコヒガン)」が新しく植樹されているのを発見。他にも「御衣黄(ギョイコウ)」や「ヒマラヤ」という桜など、様々な若木が植えられていました。
開花情報 2021年2月24日(水)
今日は冬らしい寒い空気が広がっていましたが、昨日おとといと、とても暖かな日が続きました。新宿御苑の桜の開花も順調に進んでいます。レストランゆりのき前の河津桜の葉が少し目立つようになり、代わりに辺りの梅が見頃を迎えています。
翔天亭付近の寒桜も、先週満開となっていた向かって右側の桜はほぼすでに花が落ち、左の桜に見頃が移っています。この開花状況も昨年とほぼ変わらない状況です。
先週開花をお伝えした修善寺寒桜も今週は5~6分咲きにまで開花が進行。例年、修善寺寒桜の次に開花する「高遠小彼岸」や「陽光」のつぼみも緑色に色づき始めています。
苑内ではいくつかの場所で樹木の植え替えが行われていました。未だ臨時閉園中ではありますが、次に来園できる日へ向けて様々な取り組みが行われています。
開花情報 2021年2月16日(火)
昨日は夕方まで強い雨が降り、新宿御苑にも大きな水たまりの跡が残っていました。そして今日は一転して青空が広がり、暖かく風も強くなく気持ちのいい一日でした(午後からだんだん風が強くなってきましたが)。
ここのところの暖かさで桜や他の花々の成長もどんどん進んでいるようです。レストランゆりのき前の河津桜はほぼ満開。木の下に広がるスイレンの白い花と合わせて、キレイな景色を創り出しています。梅も満開のところもあり、初春を大いに味わえます。
翔天亭前の寒桜もほぼ満開。今日は前回と違ってたくさんのメジロやヒヨドリ達が姿を見せ、静かな空気を楽しむように悠々と飛び回っていました。
昨年あたらしくオープンしたスターバックスコーヒー新宿御苑店そばに植樹されている、河津桜シーズン後に楽しめる「修善寺寒桜」。こちらの開花を確認。中の池側の枝によく陽が当たるので、道側が咲くのはもう少し先になりそう。昨年と比べると開花の速さは同じか少し遅いのかもしれません。明日から週末まで少し寒い日が続く予報なので、足踏みもしてしまうかもしれませんね。
開花情報 2021年2月9日(火)
まずは、この度の新型コロナウィルス感染症診療にあたられた病院関係者や保健所の皆様に感謝を申し上げます。また罹患されたすべての皆様に対し、1日も早いご回復をお祈りいたします。
さて緊急事態宣言発令のため臨時休園中の新宿御苑ですが、今年も皆様にインターネットを通して春の新宿御苑の風景をご鑑賞いただきたく、新宿御苑様の取材協力にて情報を発信させていただきます。
今日は快晴、澄んだ青空が広がっています。ただ冷たい北風が園内を強く吹き抜け、カメラを構える手があっという間に冷たくなるほどでした。
2月初旬は河津桜と寒桜が見頃。昨年と比べると同じ程度の開花の様子で、今年もピンク色の可愛らしい桜の花をたくさん付けていました。この時期、寒桜の木にたくさんのメジロの姿が見られるのですが、あいにく今日は一羽も見られず。残念。
昨年の記事を見返してみると、サービスセンター前の寒桜が植え替えられているのを発見。針葉樹のお手入れなど、たくさんの作業員の方が園内のメンテナンス作業を行っていました。