新宿御苑の桜開花情報<2022年>
さくらの名所として知られる「新宿御苑」の桜を観察し、開花情報をお知らせしていきます。東京の桜開花にも目安として、ご利用ください。
こちらのページは2022年度の記事となります。最新の情報はこちらをご参照ください。
開花情報 2022年4月19日(火)
4月1日(金)に八重桜の「一葉(イチヨウ)」の開花を確認してから約20日。今年は風の強い日が少なかったからか、まだまだ八重桜を楽しむことができます。
とはいえ、ところどころで落花が進んでいるところも見られました。いよいよ桜シーズンも終盤ですね。
前回満開だった福禄寿(フクロクジュ)も満開を継続中。少し葉っぱが目立ってきたでしょうか。今日午前中は天気が良かったので、カメラを片手に桜を楽しむ方が多かったです。
「関山(カンザン)」や「御衣黄(ギョイコウ)」、「鬱金(ウコン)」も満開。御衣黄や鬱金がだんだんと緑色からピンク色の花に変化してきました。
つつじ山のつつじ、園内のチューリップも見どころ。今回は千駄ヶ谷門近くのチューリップをご紹介。新緑の中で鮮やかなチューリップが見事に咲いています。
なお苑内においての感染症防止対策のルールも掲示されています。詳しい情報は環境省 新宿御苑ホームページにてご確認ください。
最後になりますが、本年の新宿御苑の桜レポートは今回で終了させていただきます。今年は寒い日雨の日が多い印象ですが、その影響が好転したのか例年より長く桜が楽しめたように感じます。コロナ禍の桜シーズン3回目ではありましたが、来年こそ事態の早期終息を願いつつ、素晴らしい桜を楽しめるよう期待します。

開花情報 2022年4月15日(金)
暑くなったかと思えば、今日は10℃前後という気温で冬に戻ったような寒さ。春の天気は変わりやすい、というのは本当ですね。雨も降っていましたが週末は天気が回復する天気予報となっていますので、週末の桜観賞を楽しみにしましょう。
さて新宿御苑の桜は八重桜が満開です。特に見頃なのは整形式庭園そばに植樹されている「福禄寿(フクロクジュ)」。ピンク色に染まりつつある大きな八重桜が満開となっています。
福禄寿は桜の中でも特に大きな花を付けるので、まるでバラのような鮮やかさ(桜はバラ科です)。今日は雨に濡れて花が重たそうに下を向いていましたが、青空に映える福禄寿は一見の価値ありです。
他にも八重桜の「一葉(イチヨウ)」や「関山(カンザン)」はまだまだ満開、見頃となっています。
桜以外で、つつじ山のつつじや花壇のチューリップも見どころ。前回は三角花壇をご紹介しましたが、今回は管理事務所近くにある丸花壇をご紹介。新宿御苑で可愛らしい春の花々を楽しみましょう。
開花情報 2022年4月12日(火)
4月も10日程過ぎ、今日は初夏の陽気に包まれるほど暖かくなりました。新宿御苑の芝生にも緑が増え、季節の移り変わりを感じます。
新宿御苑の桜は八重桜が満開になっています。園内のあちこちで見られる薄ピンク色の花を付ける「一葉(イチヨウ)」や、濃いピンクの「関山(カンザン)」などが満開です。
一葉や関山の他にも、緑の桜がピンク色に変化してきた鬱金(ウコン)や、少し小ぶりの緑の花を付ける「御衣黄(ギョイコウ)」などの見頃となっています。また前回開花したばかりの「福禄寿(フクロクジュ)」が早くも満開。整形式庭園そばに植樹された大きな桜の木が、ふっくらとした大きな花を満開にさせています。
桜以外では、千駄ヶ谷門近くのつつじ山でつつじが花をつけてきました。赤く染まったつつじと桜の共演はこの時期だけしか見られませんね。また、パンフレットE9付近の三角花壇などでチューリップが満開。可愛らしいチューリップの花が見頃となっています。
開花情報 2022年4月8日(金)
3月27日(日)に東京に桜満開宣言が発表され、すでに10日程が経過しています。幾度と寒い日・雨の日がありましたが、まだまだソメイヨシノが楽しめます。今年は本当に長い間お花見が楽しめる年になりました。
ソメイヨシノと同時に八重桜が楽しめるのもまた珍しい年となっています。今日は濃いピンクの八重桜が特徴の「関山(カンザン)」の開花を確認。また淡い白とピンクの花「一葉(イチヨウ)」や葉っぱも紅色になる「長州緋桜(チョウシュウヒザクラ)」が満開となっています。長州緋桜は中央休憩所付近や桜園地で見ることができます。
珍しい桜で緑色の花を付ける鬱金も開花。時間がたつと色が淡いピンクに変わっていく不思議な八重桜です。鬱金はパンフレットE8付近や管理事務所前に若木が植えられています。
パンフレットE5付近では「兼六園菊桜(ケンロクエンキクザクラ)」という、とても濃いピンクの、とても小さい八重桜が咲いています。これもまた珍しい桜ですので、散策の際はぜひご覧になってください。
他にも桜園地の「市原虎の尾」や、園内の八重桜で最後に咲く「福禄寿」の開花を確認しています。
開花情報 2022年4月5日(火)
長雨が抜けてお日様がやっと顔を出し、春らしい天気になりつつある新宿です。昨日まで降り続いた冷たい雨が花を散らしてしまうのでは、と心配でしたが、新宿御苑の桜はそれほど影響がないように見られました。新宿御苑ではまだまだ桜を楽しむことができます。
パンフレットE8地点、桜の花びらで地面が真っ白になっていますが、それがまた桜一色にさせており、満開の桜に包まれたような景色が広がっています。
八重桜も次々と開花しています。園内のあちこちで見られる薄いピンクの大きな花を付ける八重桜「一葉(イチヨウ)」や、スターバックスコーヒー新宿御苑店近くにある真っ白な花「雨宿(アマヤドリ)」などを見ることができます。また、桜園地にある「長州緋桜(チョウシュウヒザクラ)」の若木が満開になっています。濃い目のピンクの八重桜がなんともかわいらしいですね。
桜シーズン終盤で咲き始める八重桜「関山(カンザン)」も開花まであと少し。今週中には開花し始める様子です。八重桜のシーズンを迎える新宿御苑。まだまだ、お花見は終わりませんね。
開花情報 2022年4月1日(金)
昨晩は強い雨が降り、今朝は冬に戻ったような寒さでした。午後になり陽ざしが戻ると気温がぐんぐん上がり、お花見日和となりましたが、時折吹く強い風が満開の桜を揺らしていました。現在の新宿御苑は桜吹雪に包まれています。
こども広場では子供たちが元気に走り回っていました。整備された庭園では裸足でも駆け回れるのもうれしいポイントですね。ボール遊びもできますが、やわらかいボールに限定されるなど利用に当たっていくつかできないことがあるので注意が必要です。
他の桜では、早くも八重桜が開花し始めました。管理事務所前など園内のあちこちに植樹されている「一葉(イチヨウ)」が開花し、スターバックスコーヒー新宿御苑店付近にある「雨宿(あまやどり)」という八重桜が満開になっています。雨宿は真っ白な大きな八重桜でとてもキレイです。
開花情報 2022年3月29日(火)
3月27日(日)に東京の桜満開宣言が気象庁より発表されました。新宿御苑の桜も現在、満開になっています。先日までの暖かさから一転して今日は寒い日となった新宿ですが、今日も大勢の方が新宿御苑に集まっていました。
前回もお伝えしましたが、現在新宿御苑では4月10日(日)まで入場に事前予約制を実施しています。「入場門で入れない!」ということにならないよう、入園の際は事前に予約をお願いいたします。
パンフレットE5付近の、高遠小彼岸(タカトオコヒガン)が散り始めています。桜園地でも少しずつ足元が桜のじゅうたんになってきました。ただ、代わりにソメイヨシノやしだれ桜が満開になっているので、まだまだ桜は楽しめます。
次に咲き始める八重桜の「一葉(イチヨウ)」や「長州緋桜(チョウシュウヒザクラ)」のつぼみが色づき始めました。今年はソメイヨシノの開花が少し遅くなった分、もしかしたら八重桜との共演ができるかもしれません。
開花情報 2022年3月25日(金)
春の暖かさが戻ってきて今日はとてもお花見日和。お昼過ぎの新宿御苑には多くの方が集まっていました。現在、新宿御苑では入場に事前予約制を実施しています。「入場門で入れない!」ということにならないよう、週末に新宿御苑を訪れるご予定の方は事前に予約をお願いいたします。
新宿御苑の桜開花状況ですが、パンフレットE1付近の陽光(ヨウコウ)と大島桜(オオシマザクラ)はほぼ満開の状況です。青空のもとでピンク色と白色のコントラストがとても映えます。また、園内のソメイヨシノも少しずつ花開いており2~3分咲き。木によっては5分咲きにまでなっているところもありました。
ソメイヨシノや陽光・大島桜の場所から少し進んだ、パンフレットE2付近にある江戸彼岸(エドヒガン)も開花しました。彼岸桜らしい小ぶりの花がとても可愛らしいです。
開花情報 2022年3月23日(水)
昨日はみぞれ交じりの雨。今日も真冬のような寒さで前々回の暖かさはどこへやら。寒暖差も激しい日もありますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
そんな日が続いておりますが、新宿御苑の桜は順調に開花が進んでいます。苑内全体としてはまだ見頃ではありませんが、前回開花を確認したソメイヨシノの木は2~3分咲きにまで開花が進んでいます。
パンフレットE1付近の陽光(ヨウコウ)と大島桜(オオシマザクラ)は5~6分咲きまでになりました。ピンク色の陽光と白色の大島桜のコントラストはいつ見てもステキです。
ソメイヨシノや陽光・大島桜の場所から少し進んだ、パンフレットE2付近にある江戸彼岸(エドヒガン)も開花しました。彼岸桜らしい小ぶりの花がとても可愛らしいです。
パンフレットE5付近にある「高遠小彼岸(タカトオコヒガン)」は前回同様、満開です。近くのしだれ桜も見頃を迎え、この区画は苑内でも特にお花見にお勧めの場所になっています。
開花情報 2022年3月18日(金)
今日は真冬のような寒さ!昨日と比べて10℃以上も低いようで、最高気温も1ケタとのこと。カメラを持つ手も凍り付きそう。冷たい雨も降り、そのせいか、今日はお客さんの数も大変少なく感じました。
それでも桜の開花は進んでいます。なんと本日、ソメイヨシノの開花を確認しました!
場所はパンフレットE8付近にあるソメイヨシノ。この木だけでなく、近くの桜でも開花していたので、新宿御苑のソメイヨシノ開花といって良いでしょう!
近くにある陽光(ヨウコウ)と大島桜(オオシマザクラ)も開花が進んでいます。どちらもパンフレットE1付近。ピンクと白の桜の共演が見られるのももうすぐです。
パンフレットE5付近にある「高遠小彼岸(タカトオコヒガン)」がほぼ満開になっています。ここは桜に囲まれた場所になっており、開けた場所があるのでお花見にはオススメ。少し行くとしだれ桜もあり、こちらも満開に近づいています。地面には白い花が咲き、ここでもピンクと白の共演が楽しめます。
前回からお伝えしている修善寺寒桜や翔天亭付近の寒桜は、少し散り始めていますがまだまだ見頃。このようにたくさんの種類の桜や花々が咲き始め、千駄ヶ谷門付近の「桜園地」や「こども広場」がだんだんと彩り豊かになってきました。
週末は少しスッキリしない天気予報ではありますが、暖かさは戻りそうなので、桜の開花もこのまま進んでいってほしいところです。
開花情報 2022年3月15日(火)
ここ数日、一気に暖かくなりました。昨日は夏日に近く、今日も20℃を超える気温となった新宿です。新宿御苑の芝生には少しずつ緑が増え、花々だけでなくても春を感じさせます。その暖かさのせいか桜の季節も進み、今日はいろいろな桜の開花・満開を確認することができました。
前回お伝えした「椿寒桜(ツバキカンザクラ)」はまだまだ満開。お隣にある「オカメ桜」も満開となっています。
翔天亭付近では現在寒桜が満開。見事な寒桜を見ることができます。今日も多くの方がカメラを構え、満開の桜や集まる鳥たちの撮影を楽しんでいました。さらに、中ノ池付近の「修善寺寒桜(シュゼンジカンザクラ)」もほぼ満開となっています。
寒桜の後に見頃を迎える「高遠小彼岸(タカトオコヒガン)」は現在2~3分咲きにまで開花が進んでいました。小ぶりの白い花がとても可愛らしいです。近くにはしだれ桜もあり、木の上の方で開花しています。もうすぐこちらも見頃になりそうです。こちらはパンフレットE5付近で見ることができます。
さらに、濃いピンク色の花が咲く「陽光(ヨウコウ)」も開花は秒読み段階。新宿御苑が色とりどりの桜に包まれるのは、もうすぐですね。
開花情報 2022年3月9日(水)
風が強い日があれば、雨の日もあり、急に暖かくもなる、春らしい最近のお天気となっています。そして今日は快晴で大変暖かい日を迎えています。暖かさでふかふかになった芝生を踏む感触がとても気持ちいがいいです。
さて新宿御苑の桜は、先週同様河津桜や寒桜が見ごろです。今日は管理事務所付近にある「椿寒桜(ツバキカンザクラ)」の満開の様子からお届け。新宿門からまっすぐ道なりに進むと見つけることができます。
レストランゆりのき前の河津桜もまだまだ見ごろ。少し葉が目立つようになりましたが、ピンクの桜の花と新緑がマッチしていてとてもキレイです。周りを囲む梅も満開になっていて、梅も見ごろを迎えています。
梅は日本庭園の奥にある「茶室 楽羽亭」でも満開です。日本の茶室と梅の花が相まった、和の雰囲気を楽しむことができます。
翔天亭付近の寒桜は、先に咲き始めた向かって右の桜はほぼ散ってしまい、左の遅咲きの寒桜が少しずつ咲き始めてきました。
中ノ池付近の「修善寺寒桜(シュゼンジカンザクラ)」は現在2~3分咲き。暖かい日が続く天気予報なので、来週には見ごろを迎えるかもしれません。
そのほか寒桜の後に見頃を迎える「高遠小彼岸(タカトオコヒガン)」や「陽光(ヨウコウ)」などのつぼみがだいぶ膨らんできました。こちらも来週には開花するかもしれません。
開花情報 2022年3月2日(水)
今日の天気は曇り。しばしば差し込む陽ざしがとても暑いのに空気は冷たく、体温調節が難しい。散策するなら、脱ぎ着が簡単な服装がオススメですね。
先週の寒さから一転、今週は暖かい日が続いています。桜の開花も一気に進み、河津桜が現在満開。翔天亭そばの寒桜も見頃を迎えています。
本来3月初旬の河津桜や寒桜は落花し始め、葉っぱが目立つようになる頃。ようやく満開となった河津桜ですが、葉が付く時期は同じなのか、桜の花と同時に葉っぱも目立ち始めています。寒桜も満開の時期が例年よりずれていることもあり、つぼみもあれば赤い葉も目立っている様子です。「あれ?花を咲かせていいの?」と桜も迷ってるよう。この後キレイに桜の花が開いてくれることを願うばかりです。
翔天亭から日本庭園を散策すると、キレイに咲いた「薩摩寒桜」などもありますので、そちらも観賞してみてはいかがでしょうか。
中の池そばの「修善寺寒桜」は開花を確認。先週はまだつぼみだったので、こちらも急に開花が進んだ模様。寒桜の後に見頃を迎える「高遠小彼岸(タカトオコヒガン)」や「陽光(ヨウコウ)」などのつぼみが色づいてきたので、一気に春が近づいてきた印象です。来週も天気のいい日が続く天気予報なので、今後の開花状況が楽しみですね。
開花情報 2022年2月22日(火)
今日の天気は晴れ。ただ冷たい風が時折強く吹き、陽ざしの割には寒い新宿です。この寒さは先週から続いていて、そのためか桜の開花は足踏み状態。2月も下旬となると、梅も咲き、河津桜の見ごろをそろそろ迎えるか、というところが今年はまだ咲き始めとなっています。今年は特に厳しい寒さである、ということでしょうか。
翔天亭そばの寒桜は1~2分咲き。木の上のほうから開花が広がっています。先週紹介した「薩摩寒桜(さつまかんざくら)」は5分咲きにまで開花が進んでいます。今日もメジロやヒヨドリが桜の木に集まっていました。
中の池そばの「修善寺寒桜」はまだつぼみ。週末以降、あたたかくなる天気予報なので、もしかすると来週には開花するかもしれませんね。
開花情報 2022年2月16日(水)
先週の木曜日や日曜日に雨やみぞれ交じりの雪が降り、寒い日が続きました。今日は日差したっぷり、あたたかい日を迎えています。そしてまた今週末も雨の予想。季節の変わり目なのか、天気が周期的に変わっています。体調管理に充分気を付けましょう。
さて桜の状況は、やはり開花が遅れているようで、レストランゆりのき前の河津桜や翔天亭付近の寒桜ともまだ「咲き始め」になっています。木の上のほうから開花し始めた寒桜の周りにはメジロやヒヨドリが飛び回っていて、今日はカメラを持った方が集まっていました。
先週と同じく、修善寺寒桜はまだつぼみ。写真②翔天亭そばの寒桜にほど近い場所に「薩摩寒桜(さつまかんざくら)」が植えられています。こちらは御苑だけが所有している(※)とのことで、こちらの開花も気になるところです。
開花情報 2022年2月9日(水)
2022年新宿御苑の桜開花情報を本日からスタートしました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、今日10:00ごろの新宿御苑の天気は文句なしの快晴。時折吹く風が冷たいですが、暖かい陽ざしが気持ちよく、絶好のお散歩日和でした。ただ、これから天気は下り坂。東京でも積雪10cm前後の大雪が降る予想となっていますので、最新の天気予報に充分ご注意ください。
新宿御苑の今年の桜は昨年・一昨年に比べて少し開花が遅れています。翔天亭そばの寒桜やレストランゆりのき前の河津桜は咲き始めといったところ。寒桜は日の当たりやすい、木の上のほうから開花が進んでいます。
その他、2月上旬~中旬に咲き始める「修善寺寒桜」もまだつぼみ。春の訪れはもう少しあとのようですね。