越後三大花火とは

「越後三大花火」とは、新潟県内で開催される全国屈指の花火大会3つのことを指します。「川の長岡」「山の片貝」「海の柏崎」ともいわれ、伝統ある人気の花火3大会となっています。

ぎおん柏崎まつり 海の大花火大会(新潟)

ぎおん柏崎まつり 海の大花火大会

「川の長岡」「山の片貝」「海の柏崎」の「越後三大花火」のひとつとして数えられる人気の花火大会で、豪華なラインナップとスケールの大きさには定評がある。日本海に向けて、斜めに構えた筒から打ち込む花火が水面に光の弧を描く「海中空スターマイン」や、柏崎でしか見ることができない尺玉100連発一斉打上げ(2連続)など、広大な打上げ会場を最大限に活用した花火が次々と打上げられ、その花火の迫力・美しさは見るものすべてを魅了する。

開催日:2023年7月26日(水)
場所:新潟県柏崎市中央海岸・みなとまち海浜公園 一帯

長岡まつり大花火大会(新潟)

長岡まつり大花火大会

長岡まつり大花火大会は、長岡空襲で亡くなった方々の慰霊と長岡の復興を願って開催された「長岡復興祭」が起源で、毎年8月2日・3日に開催される。信濃川の両岸を観覧席とし、尺玉(10号玉)を惜しみなく打上げる圧倒的なスケールの花火大会。見どころは、直径約650mもの大輪となる「正三尺玉」やナイアガラ、「天地人花火」、「花火この空の花」、「米百俵花火・尺玉100連発」。さらに、全長約2kmにも及ぶ「復興祈願花火フェニックス」など、大型花火が次々と夜空を彩る。正三尺玉を間近で見るには長生橋上流、フェニックス花火は大手大橋下流がおすすめ。

開催日:2023年8月2日・3日
場所:新潟県長岡市長生橋下流 信濃川河川敷周辺

浅原神社秋季例大祭奉納大煙火(片貝まつり)(新潟)

浅原神社秋季例大祭奉納大煙火(片貝まつり)

「浅原神社秋季例大祭」の花火大会。江戸時代からの歴史があり、1891(明治24)年に三尺玉を4発打上げたところから「三尺玉発祥の地」ともいわれている。見どころは、何といっても世界最大といわれる「四尺玉」。開いた時の大きさは、直径800m。大輪の花が空いっぱいに輝き、その醍醐味が十分に実感できる。2日目14:00には、こちらも迫力満点の三尺玉が1発打上げられる。明るい空に打上げられる花火は、ハッキリと色がついたスモークが特色。夜の花火とはまた違った趣を見せてくれる。

開催日:2023年9月9日・10日
場所:新潟県小千谷市片貝町三之町 浅原神社裏山

最終更新日時:2023-06-22 11:51:55